深夜の訪問に娘は…
深夜3時ごろ、わが家を訪ねてきたのは児童相談所の方でした。娘があまりに頻繁に大きな声で泣くので、虐待を疑われたのでしょう。
児童相談所の方が訪ねてきたとき、すでに娘は泣き止んで落ち着いていたものの、娘の今の様子を見せてほしいと言われます。仕方がないので娘を連れてくると、深夜の来客に娘のテンションがあがってしまい、そのまま明け方まで寝てくれませんでした。
泣き声が大きかったのは事実で、それを耳にして虐待かも? と思った人の通報は必要だというのもわかりますが、憤りとやるせなさを感じてしまいました。
誰が児童相談所に通報したのかはわかりませんが、娘の夜泣きはその日に限ったことではなかったので、なんとなく当時引っ越してきたばかりのお隣さんかなと思っています。ご近所との関わりがかなり薄いマンションなので、お隣さんとは話をしたことがありません。
その後、娘も成長して夜泣きは減りましたが、最近は私が側にいないと 「怖い」と言って、相変わらずの大きな声で泣くようになりました。ほんの一瞬トイレに行っただけで「怖い」と大泣きする娘……。
「怖い」と言って泣かれてしまうと、あらぬ誤解を招いていないか気が気ではありません。通報されるのは避けたいので、怖いと大泣きされたときには「怖くないよートイレだよ〜」などと、アピールするようにしています。
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夜泣きによる寝不足は、ママにとって本当につらいもの。それを通報されてしまうのは、社会的には必要なことだとわかっていても、精神的なダメージを受けるでしょう。また、SNSを見ていると腹いせのように通報する人もいるよう……。迷惑をかけていることを申し訳なく思うと同時に、泣かせないように精一杯お世話をしているのに理解が得られず、悲しい気持ちになりますね。
近隣の人との関係性が希薄な近年ですが、子育てをする上では関係性を構築しておくと良いかもしれません。顔を合わせたら挨拶をする、顔を合わせる機会がない場合はお手紙をポストに投函するなど、少しのコミュニケーションがあれば、子どもに対する気持ちが変わることもあるはずです。
本来であれば子どもは社会全体で見守り、育てるもの。互いに思いやりを持って接していきたいですね。
このお話は、ベビーカレンダー公式インフルエンサー「ベビカレメイト」のママと実施した座談会でお話しいただいた体験談です。
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