こんなときに!? お気に入りの浴衣が…
前日から楽しみで眠れないほどだったデート当日。彼氏と浴衣を着て花火大会に行くことが夢だった私は、屋台でかき氷を食べたり、お面を買ったりとお祭りを存分に楽しんでいました。そして花火がもうすぐ打ち上がる、そんなときに突然生理がきてしまいました。
事前に花火大会とは被らないことを確認していたので、「何で今日!?」とパニックになった私。さらに、浴衣越しにおしり周りが経血で冷たくなっていく感覚にもう大パニック! おなかも痛み出し、思わずその場でしゃがみこんでしまいました。
彼が即座に取った行動は…?
急に座りこんだ私に彼は驚き、「どうしたの!?」と心配してくれましたが、おなかの痛さと恥ずかしさで立つことができずどうすることもできませんでした。
近くのベンチまで移動し少し落ち着いたところで、急に生理になってしまったこととナプキンを買いに行きたいことを、とても恥ずかしかったですが彼に伝えることに。
すると、彼は「了解!」と。コンビニへ買いに走ってくれたのです!
お姉さんから生理のつらさを知った彼
戻ってきた彼はナプキンと、さらに温かいお茶とカイロも買ってきてくれました。
楽しみにしていた花火大会を台無しにした情けなさで謝る私に、彼は「女の人が生理でつらいのは、姉ちゃん見ててなんとなくわかるから全然気にしないで。また来年一緒に見にこよう」と笑顔で話してくれました。浴衣は汚れてしまいましたが、幸い、そこまで目立たなかったため、そのまま帰りました。
急な生理で花火は見れず、浴衣は汚れてしまい気分はどん底でしたが、彼の理解あるやさしい対応にとても救われました。また、浴衣で出かける際は突然のハプニングに備えて長時間用のナプキンを準備しておくことも大事だと思いました。少し面倒くさい準備にはなりますが、イベントを100%楽しむためと思い、今後はしっかり対策したいと思った瞬間でした。
著者:三澤莉子/女性・主婦
イラスト:すうみ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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