「介護脱毛」とは何?
医療保険の見直しの際、脳梗塞で要介護になった40代女性の話を保険アドバイザーから聞きました。それにより、自分自身も介護される側になったときのことを思うようになって、「介護脱毛」を真剣に考え始めました。介護脱毛とは、将来自分が介護されるようになったときのため、排泄などでなるべく介護者に負担をかけないよう、アンダーヘア(VIO)の脱毛をしておくことだそうです。
介護の仕事をしているママ友から、介護する人にVIOラインの毛があると、下の世話をするときに排泄物がつきやすく衛生的に良くないことや、下の毛を剃るとしたら家族の同意が必要で毎回同意書をもらわなくてはいけないということを聞いていました。そして、介護される段階になったらエステサロンにも行っていられないため、剃っては生えての繰り返しなのだそう。
介護側が下の毛を剃るたびに同意書をもらうのは大変だという本音も聞き、元気なうちに脱毛しておくといいとアドバイスをもらいました。
初回は5,500円で2回目は…
私は、独身時代に脇脱毛を完了させており、VIO脱毛では3回ほどエステサロンに行ったことがあります。ただ、3回ではまったく毛量は減った感じはしませんでした。そして、実は今回とは別に、以前にも介護脱毛をしようと考えたことがあって、VIO脱毛に通ったことも2回ほどありますが、やはり毛量が減った感覚はなく完了はしていません。
今回、「IPL×SHR」と両方が施術可能なハイブリッド脱毛器を取り入れたエステサロンがあったので、初回コースに予約を取って行ってきました。IPL脱毛はメラニン色素に反応させることで、2週間くらいで自然に毛が抜け落ちる脱毛方式で、SHR脱毛は毛を作る組織に熱を与えて毛を生えにくくする仕組みとのことです。剃毛は自分でおこない、もし剃り残しがあるようならエステティシャンに剃ってもらえます。ただ、あまりに剃り残しが多い場合は有料。脱毛は初回5,500円で、2回目からは倍額の1万1000円になることを教えてもらいました。
エステサロンではバスローブに着替えて、ベッドにあお向けになり、施術をしてもらいます。Vライン(ビキニライン)とIライン(陰部の両側)は片膝を立ててエステティシャンにやってもらい、Oライン(肛門周辺)は四つんばいになってなかなか恥ずかしい格好にもなります。時間にして約20分。その後は着替えて終了です。
1週間ほどすると変化があった!
1週間ほどすると、下着に抜けた毛がついていました。他のエステサロンで介護脱毛をしようとしたときは、毛が抜けた実感がなく、ただ光を当てているだけではと思ったこともあり、比較すると今回のサロンが取り入れていたハイブリッド脱毛器は「変化があった」と感じます。ただ、脱毛は成長期の毛にしかアプローチできず、1回の施術で抜け落ちる毛は全体の10~15%しかないとエステティシャンから説明を受けました。独身のころに通った脇脱毛は完了までに2年ほどが必要だったので、すんなり理解はできました。VIO脱毛はそれより長くかかるかもしれません。
エステティシャンによると、最初は2週間に1度の来店をして、その後は1カ月に1度ほど。毛量が減ってきたと思えば2カ月に1度の来店になるようです。ただ、1カ月に2回通うとなると2万2000円はかかるというわけで、ちょっと高く感じてしまいます。
まとめ
個人的にはVIOの脱毛は、独身時代に2年ほど通って完了した脇の脱毛よりも長く感じられます。独身時代に数回おこない、以前にも何回かおこなっているものの、終わりが見えない感覚がそう感じる理由かもしれません。
お金の都合もあり、長期戦になりそうですが、今回は下着に毛がついて、毛が抜けている感じがあったので、信頼して、頻度は少なくても通い続けてみようかと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:武田 久美子/40代。1女1男の母でありWebライター。子育てしながらの仕事は想像以上に大変。アラサーよりも疲れやすく、美容院では肩凝りを指摘され、夕方にはエネルギー切れ。白髪も生えてきて、毎日イライラするのはもしかして更年期!?それでも身だしなみは整えて、目指せナチュラル若見えキラキラ美人!
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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