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「目をそらしたくなったけれど…」血が苦手な夫が立ち会い出産に挑み…

母子家庭で4人の娘を育てていましたが、縁あってこのたび再婚しました。そして5人目の子を授かり、出産しました。もともと分娩に立ち会う予定のなかった夫が奇跡的に立ち会ったときのエピソードをお話しします。
※コロナ禍前の体験談です。

 

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再婚同士の2人は訳あって別居婚

結婚当初、私も夫も実家に住んでおり、プラス再婚同士ということ、子どもたちの転校などを考えて私の実家の近くで新居を探していました。しかし、なかなか良い物件が見つからず別居婚のまま出産することに。

 

しかも、調理師として働いている夫は就業時間が不規則で帰宅が夜中になることも珍しくなかったので、立ち会い出産は無理だと最初から言われていました。

 

出産予定日より2日早く病院へ

妊娠39週5日のことでした。出産予定日より2日早く陣痛が来て夕方から病院へ。夫が仕事を終えて病院に来てくれたときには日付けが変わっていました。

 

夫が病院に来るのを待っていたかのように破水し、分娩室に移動。6年ぶりの出産と、年齢もあり、分娩台で3時間頑張りました。

 

 

血が苦手な夫の奇跡的な立ち会い分娩

夫は血を見るのが苦手でクラクラする人でしたので、途中で分娩室から出てもいいんだよと言っていました。しかし夫は、ウロウロしながら何をする訳でもありませんでしたが、結局最後まで分娩室にいてくれました。赤ちゃんが生まれる瞬間は、目をそらしてしまったと言っていました。

 

そんなこんなで生まれたわが家の5人目も見事に女の子で、しかも長女と同じ誕生日でした。妊娠中も夫と離れて暮らしていたので寂しかったですし、いろいろな不安から泣いて過ごした夜もありました。ですが、無理だと言われていた立ち会いも叶い、夫の出勤時間ギリギリに生まれてくれたので、夫が娘の顔を見てから仕事に行けたのもうれしかったです。

 

 

言葉は少ないですが出産が終わったときに夫が私の手を強く握ってくれたことが忘れられません。上の娘たちも赤ちゃんを大歓迎してくれて感謝に堪えません! これからも家族仲良く頑張りたいと思います!

 

監修/助産師 REIKO

イラストレーター/さくら

 

 


著者:福田 優

12歳、10歳、8歳、6歳、生後3カ月の5人の娘の母。

 

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