干物で作る簡単炊き込みご飯
それは、NHK朝の情報番組『あさイチ』の中で、簡単便利な生活テクニックを教えてくれる『ツイQ楽ワザ』で紹介された「ミニトマトと干物の炊き込みごはん」です。
干物研究家・うすいはなこさんが教えてくださいました。アジの干物を使います。どんな炊き込みご飯でしょうか。早速作っていきましょう。
うすいはなこさん「ミニトマトと干物の炊き込みごはん」の作り方
材料(3人分)
- アジの開き(干物)…1枚
- ミニトマト…10個
- 米…2合
- 日本酒…大さじ1
- しょうゆ…小さじ2
とてもシンプルな材料。トマトっていいだしが出るんですよね。うんうん、楽しみです。
作り方①米の準備をする
米は洗ってザルにあげておきました。
日本酒、しょうゆを水と合わせて分量の水加減にし、洗った米と合わせて鍋に入れます。炊飯器の場合は、内釜に洗ったお米、日本酒、しょうゆを入れ、2合の目盛りまで水を入れてください。
作り方②ミニトマトと干物をのせる
ミニトマトは半分に切っておきます。
干物の皮を上にして、米の上にのせ、ミニトマトは干物のまわりに並べます。
干物の上には何ものらないようにするのがポイントだそうです。
そして普通に炊いていきます。
作り方③身をほぐし、混ぜ込む
炊き上がりです。干物のこっち側ってあまり見たことなかったかも。白目が怖いけど、おいしそうです。
アジは皮を上にしてバットに取り出します。
尻尾をつまみ、背骨と身の間に箸を入れ、骨を取り除きましょう。
頭も、ヒレ、そのまわりの骨、ゼイゴも除き、ひっくり返して残った骨を取り除きながら身をほぐします。
と文章でいうほど、上手に出来たわけではないのですが、とにかく口に入ると嫌そうなものを出来るだけ取り除いてみました。
身がちょっぴりになった気がします。
干物の身を炊飯器に戻し、全体をさっくり混ぜ合わせて出来上がりです。
【実食】魚とトマトのうまみで味わい深い!
ひと口いただきましょう。しょうゆと酒しか入っていないとは思えない、絶妙の塩加減です。
魚の深い味わいと香りにトマトのコクが加わって、なんともいえないうまみが詰まっています。箸が止まりません。
干物がちょっぴりしか入っていない気がしたけれど、全く気になりません。 魚の香りがふわっと漂い、存在感がたっぷり。
これはこれは。想像以上の味!ごちそう炊き込みご飯が仕上がりました。
簡単おいしい炊き込みご飯
焼いた魚をご飯と一緒に炊く、という料理は作ったことがありますが、干物をそのままご飯と炊いたのは初めてでした。
ほぐすのがちょっと面倒ではありますが、1尾だけです。あっという間。問題ありません。
食べながら海苔、紫蘇、みょうがなど(すべて分量外)を添えてみても混ぜ込んでみても、また味わい深いに違いない……!と思いついたので、色々準備して試してみました!
紫蘇も抜群に合いますし、みょうがもオツな感じです。海苔は間違いないでしょう。ということで、海苔をもんで上にのせ、紫蘇もみょうがも全部のせで、混ぜ込みながらいただきました。
おいしかったですよー!
トマトがない日も、干物だけでも、普通においしい炊き込みご飯になるに違いありません。
家族全員分の干物がない!という時にも、かなり使えそう。
この炊き込みご飯にお味噌汁と卵焼きがあれば、栄養満点の素敵な朝食が出来上がりですね。
皆様もぜひ、お試しくださいね!
※炊飯器を使用する場合、機種によっては調理に向かないことがあり、思わぬ事故につながることもあります。取り扱い説明書をご確認ください。