孤独のグルメ Season1
【出演者】 松重豊、田中要次、久住昌之 ほか
第6話 中野区 鷺宮のロースにんにく焼(2012年2月8日 放送)
とんかつ みやこや
- 住所:東京都中野区鷺宮3-21-6
- アクセス:西武新宿線 鷺ノ宮駅 徒歩2分
表の看板にはかわいい豚のイラストと”とんかつ”という文字があり、とんかつ屋だとすぐにわかります。
庶民価格!孤独のグルメ店「みやこや」の気になるメニュー
看板どおり、メニューは豚肉料理ひと筋といった感じで、カキフライだけが豚肉ではない、という内容です。嬉しいのは、庶民的なその値段です。ロースカツ定食が1,200円!
大体、都内でとんかつを食べようと思うと2千円以上はしますし、銘柄豚などを使ったとんかつは5千円近くするものがあり、意を決して食べにいくことが多いので「みやこや」のリーズナブルな価格に心が踊ります。
店内には一品ものや小鉢のメニューもあって、お酒もすすみそうです。
それにしても短冊の字がきれいですね。
ちなみに、「孤独のグルメ」の主人公・五郎さんが注文したメニューは、ロースにんにく焼定食です。
生姜焼きはよくあるけれど、にんにく焼きはあまり見ないメニューということで頼んでいました。
「孤独のグルメ」の放送があってから、ロースにんにく焼き定食を頼む人が多くなったようです。
豚肉のジューシーさがたまらない!「みやこや」名物ロースカツ定食
では、実際に黄金色に揚がったロースカツ定食をいただきます!
豚肉がとってもジューシーで柔らかい!柔らかいと言っても、きちんと弾力があって肉肉しさが残っています。噛むと肉の旨味がじゅわ〜と出てきます。
ほとんどが豚肉のメニューだったのは、肉質にかなりの自信をもっているからだと、食べてみて実感しました。決して分厚いトンカツではないのですが、肉の印象が濃く残る逸品です。
カウンターにある岩塩やとんかつソースをかけて食べると、より肉の甘さが引き立って、ご飯がすすみます。
定食についてくるお味噌汁とお新香、千切りキャベツなどは全体的にやさしい味になっているので、ロースカツと交互に口に運んで美味しく食べることができました。
実家のようなほっこり感がある「みやこや」
カウンター8席の小さなお店で、ご高齢の夫婦が営んでいます。
ご主人がとんかつを揚げ、奥さんがそれ以外の準備をするという、もう何十年もやってきたであろうという一連の流れを、まさに阿吽の呼吸でスムーズにこなします。
店内ではテレビがついていて、昭和の食堂といった雰囲気が出ています。
お客さん用のテレビなのですが、キッチンからも見えるので、ご主人は注文がひと段落すると、チラッとテレビを気にしながらお仕事されています。その様子がとてもほっこりしました。
みんなでテレビを見ながら美味しいご飯を食べる光景は、筆者が正月に家に帰ったときと同じだなぁと、なぜかノスタルジックになってしまいました。
最後に、美味しいとんかつを食べてほっこりできる「みやこや」さんにまた”帰ってこよう”と思います。
ぜひ訪れてみてください!
※価格などの情報は記事公開当時のものです。