恋人に褒められないことは普通だった
私は過去に付き合っていた男性から「かわいい」「きれい」などと容姿を褒められることはもちろん、「好き」「愛してる」といった言葉についても、交際を始めてからはほとんど言われたことがありませんでした。
過去に一度だけ、自分から元カレに「もっと褒めてほしい」と伝えたこともありましたが、「照れくさくて無理! 恥ずかしい!」と逃げられてしまったことが。
そのときは寂しさを覚えたものの、まぁシャイな性格なら仕方ないかと諦め、それ以降は恋人に褒められないことが私の中で当たり前になっていったのです。
惜しみなく愛情を伝えてくれる彼
しかし、あるとき出会い付き合い始めた彼は、これまで付き合ってきた男性とは大きく違いました。
彼は私のことを「今日もかわいいね」「きれいだね」と頻繁に褒めてくれ、「好き」「愛してる」という言葉でもはっきりと愛情を伝えてくれるのです。さらに、ハグやキスといったボディランゲージでも愛情表現をしてくれます。
こんなにも愛情表現が豊かな人がいるのかと驚いたのと同時に、好きな人から惜しみなく愛情を注がれることの幸せを初めて実感した私は、「この人と結婚したら幸せになれるかもしれない」と、彼との結婚を意識するようになりました。
褒められるようになり…まさかの変化が?
その後、めでたく彼と結婚することに。結婚して少し経ったころ、以前から私を知っている友人に久しぶりに会うと、「きれいになったね」と驚かれました。
彼からもらった愛情が私の容姿や振る舞いにどの程度影響を与えたかはわかりませんが、これまで付き合ってきた人といるときよりも笑顔でいられる時間が増え、いい作用を与えていたように思います。
彼は結婚した今でも変わらず私に「かわいい」「好き」「愛してる」とたくさんの愛を伝えてくれ、私もそれに応えるようにしています。彼と付き合い始めて10年以上が経過し、喧嘩して関係がギスギスするときもありますが、普段からきちんと愛情表現ができているからか、喧嘩してもすぐに仲直りができるほどに仲がいいです。これからもお互いにしっかりと相手に愛情を伝え、いつまでも良好な関係を築いていきたいです。
著者:百田/女性・主婦
イラスト:すうみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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