義母の言動にドン引き…
感染性胃腸炎になった娘は下痢と食欲不振がひどく、おむつ替えも頻繁だったため、おしりも荒れてしまっていました。私は病院へ行き、おなかの調子を整える薬とおしりの保湿クリームをもらって、引き続き看病することに。その甲斐あって、やっとおかゆなら食べられるようになってきたころ、夫から娘の体調が悪いと聞いた義母が、新幹線で4時間かけてやってきたのです。「孫ちゃんは大丈夫なの? 心配で来ちゃったわよ」と言います。「少しずつよくなってきていますよ」と伝え、娘に薬を飲ませようとした私に、「何してるの? 薬なんて飲ませるんじゃないの! 体が強くならないわよ!」と言ってきたのです。どうやら義母は、子どもが薬を飲むことは体によくないという持論から、夫を育てるときにもできるだけ薬を使わないようにしていたそう。
私から薬を取り上げ、「来てみてよかったわ。薬じゃなくて、ごはんをあげるのよ。たくさん食べないと元気にならないわ」と無理やり娘にごはんをあげ始めました。病気の治りかけで食欲のない娘はもちろん嫌がって、顔の前で手を振っています。私が慌てて止めても、義母はごはんをあげる手をまったく止めません。娘も食べたがらず号泣。夫が帰ってきたころには、娘はすでにグッタリ。事情を話すと、夫はすぐに義母へ掛け合ってくれ、「じゃあ母さんは、体調悪くなっても薬飲まないんだね」とひと言。「そりゃ、ひどければ飲むけど……」と言い、自分の発言にハッとしたのか、義母は気まずそうにそそくさと帰っていきました。
持論を持ち出し暴走する義母には驚きましたが、娘のためにもっと強く意見を言えばよかったと反省。今後は、まず私からはっきり義母に伝え、それでも解決できない場合は夫に協力してもらおうと思った出来事でした。
著者:村井あずき/20代・主婦。音が鳴るおもちゃが大好きな1歳の女の子を育てるママ。夫と2人で初めての育児に奮闘中。娘と一緒に絵本を読むのが大好き。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)
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