生理でも平常心だと思っていた私
私は長年、生理が原因でイライラしたことはないと自負してきました。夫とは何年も一緒に生活していますが、生理中でも彼に当たるようなことはなく、いつでも仲良し。自分の感情をじょうずにコントロールできていると思っていたのです。
夫「言葉が強過ぎる」
しかしある日、突然、私は夫から「生理中は言葉が強過ぎる」と言われたのです! 私は生理中でも普通に話しているつもりだったので、まさに寝耳に水。ただ夫によると、生理中の私の話し方は「あれやって!」「これ頼んだでしょ!」「作業が遅いよ!」など、怒っているように聞こえるというのです。
夫は「生理だからしょうがない」と思いずっと指摘してこなかったそうですが、「怖いからできれば直してほしい」とのこと。私は夫に「怖い思いをさせてごめん」と謝罪し、この日以降、生理中の言葉づかいに気をつけるようになったのでした。
夫に言われなければ、私は自分の言動に気づくことができなかったと思います。言われたときは「嘘でしょ!? そんはずはない!」とショックを受けましたが、夫婦関係を良好に保つためにも、勇気を持って言ってくれた夫には感謝しています。
著者:中里涼子/30代女性・10年以上ライターとして活動。アメリカの大学への留学経験あり。女性の悩みなど多くのジャンルの記事を執筆。
作画:まっふ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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