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「俺のところにいるよ」ママ友と不倫して離婚した夫が娘を誘拐→娘からの言葉に意気消沈…夫の悲惨な末路とは?

私は夫と小学生の娘との3人家族。夫はいつでも自分中心に物事を考えるうえに、散財癖があり、いつも振り回されてばかり。しかし、娘のことは溺愛してくれていて、娘のことになるといつも一生懸命にやってくれるので、少しくらい嫌なことがあっても、我慢しようと思えていたのですが……。

ここのところ、休日も朝から出かけることが増えていた夫。これまで滅多になかった出張にも行くようになり、女の影を感じていました。そして、その疑惑が確信へと変わったのです。なんと相手は、娘と同じ習い事をしているお友だちのママ。

 

娘の習い事の送迎を夫に任せることもあったので、何度か立ち話をするうちに仲良くなったそう。お相手のママは、ご主人と死別していて今はシングルマザー。夫とのことを真剣に考えたいから、離婚までは求めないけれど、せめて交際を認めてほしいと連絡がきて、初めて2人の関係を知りました……。

 

さすがにもうやっていけない…

ママ友から連絡をもらった私は、今までのことを思い返していました。娘のために、なんとか家族を守ろうと思っていましたが、夫が違う方向を向いていることがわかってしまった今、話は別です。


私は週末を待って、夫が朝から出掛けるのを確認して、一気に荷物をまとめました。そのとき、ふと気になって預金通帳を確認したら、なんと、半年前から少しずつまとまった金額が引き出されていて、相当な金額が使われていました。

 

ちょうどママ友と付き合い始めた時期だと思うので、おそらく甘い言葉をかけられて貢いでいたのでしょう……。何も気付かなかった私も悪いですが、本当に最低な夫です。


そうして、荷物を一通りまとめ、車で2時間ほどの場所にある私の実家に娘と帰りました。両親には事前に事情は説明済み。娘には離婚を決めてから話をしていたので、思いのほかスムーズに移動が完了しました。

 

娘のことをこの世で一番愛している!?

その後、ほどなくして私たちは離婚。娘を溺愛する夫は、親権を求めて弁護士を立ててきましたが、総合的に私が親権を持つべきだと裁判所の判断が下りました。しかし、その結果に納得がいかない夫は、娘のことをこの世で一番愛しているのは自分、そして娘も自分のことが大好きだ、と主張を繰り返し、何度も連絡をしてきたのです。


私も夫が娘を溺愛していることはわかっていたので、月に1回は面会できるようにしているのですが、夫は「毎日会いたい!」と言います。そんなに娘が大事なら、どうしてその娘の友だちのママと浮気なんかしたのか、理解に苦しみます。

 

そして、ついに夫が実力行使に出るのです……。

 

娘が失踪!?

「今どこにいるの?!」
「返事しなさい!」

学校はとっくに終わっている時間だというのに娘が帰ってこないため、メッセージを送ったところ……。

 

「俺のところにいるよ」
「もう帰らないって」

娘のスマホに連絡をしましたが、元夫から返信がきました。夫は学校に直接会いに行き、そのまま娘を連れて帰ってしまったのです。「これが娘にとって一番幸せに違いない、このまま一緒に暮らす」とメッセージが届き、私は怒りを通り越して、あきれてしまいました……。


すると、画面には「私はママといっしょがいい」という文字が。「なに言ってるんだよ」「本当のこと」「パパのこと大好きだろ?」……と、スマホを交互に使ってメッセージを送っているようです。夫の大好きだろ? という質問に対し、娘は顔をしかめるようなスタンプを送った後に、メッセージで答えます。

 

「好きじゃないよ」
「きもちわるい」
「私の友だちのママと浮気したんでしょ?」

「パパのせいで習い事やめたんだよ。最悪」

娘のストレート過ぎる返事を見て、私は思わず吹き出してしまいました。その後、夫からメッセージが届くことはなく、しばらくして娘から迎えに来てほしいと連絡があり、無事に娘を連れて帰ることができました。


夫はよほどショックだったのか、毎月の面会を要求してくることもなくなり、自然と連絡が途絶えたので、今はどこで何をしているのかわかりません。ママ友から聞いた話では、自暴自棄になった夫は、間もなく浮気相手からも愛想を尽かされ、寂しく暮らしているようです。


私は実家の両親に助けられながら、夫の分までたっぷりと愛情をかけて娘を育てています。お金の心配もなく、誰かのわがままに振り回されることもなく、幸せな日々を過ごしています。

 

◇ ◇ ◇

 

元夫の娘を愛する気持ちに嘘はなかったのかもしれませんが、そうであれば、娘の友だちのママと関係を持つことで娘が傷つくことまで、なぜ想像できなかったのでしょうか。娘を愛する気持ちを盾に思いとどまってほしかったですね。この先、許されることがないとしても、しっかり反省し続けてほしいものです。

 

【取材時期:2024年11月】

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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