わが家では3人の子どもにさまざまなおもちゃを購入してきました。そんなおもちゃのなかでも、子どもたちに人気だったのが「カプラ」という木のおもちゃです。今回はその「カプラ」の魅力を紹介していきます。
「カプラ」ってどんなおもちゃ?
わが家では、現在12歳の長女が7歳のときに、誕生日プレゼントとして「カプラ」を購入しました。きっかけは、児童館から帰ってきた長女が「お母さん、児童館にカプラっていうすごく楽しいおもちゃがあるの! すごいものが作れるんだよ!」と興奮気味で話してきたこと。その話を聞いて「さてどんなものか」と気になった私は、ネットで検索しました。調べてみると、以下のようなことが分かりました。
・フランス生まれの歴史ある木のおもちゃで、世界中で愛されている
・フランスの海岸松を使って作っているので独特な質感、軽さ、音、遊び方を実現させる
・3辺の比が計算されつくした1:3:15という大きさになっていて、さまざまな遊び方ができる
・世界の幼児教育~小中高大学まで知育教材としても使われている(※参考:カプラ公式ホームページ)
一見何の変哲もない木の板に見えたのですが、「カプラ」に関する情報を見ているうちに私自身もかなり興味をそそられ、長女の誕生日プレゼントとして購入しました。
念願の「カプラ」がわが家にやってきてからは、長女は夢中になってお城やロボット、動物などの作品を作っていましたよ。
赤ちゃんにも安心して遊ばせられる!
長女は7歳のときに「カプラ」に出会いましたが、長男は2歳のときから、次男は0歳のときから「カプラ」で遊んでいます。もちろん、赤ちゃんのときには幼児のように何かを作って遊ぶことはできませんでしたが、積み上げて遊ぶことはできました。
「カプラ」は壊すときも楽しいんです! 崩れていくときの様子や音が美しくて、赤ちゃんもその光景に夢中になっていましたよ。大人が積み上げたカプラを、赤ちゃんが崩すというのも楽しい遊び方です。わが家では、上の子たちが作った作品を、赤ちゃんだった次男が壊して楽しむ、なんてこともしばしばありました。上の子たちは「やめてー!」と悲鳴を上げていましたが……(笑)。
ちなみに、「カプラ」には、防腐剤やにニス、塗料が使われていないので、赤ちゃんが舐めても安心なんだそうです。
大きくなってもずっと使える!
大きくなってくると「カプラ」を使った遊びのバリエーションも増えてきます。ひとりで動物や建物を作るなどの他に、きょうだいや友だちと協力して大きな立体作品を作ったり、ドミノのようにして遊んだり。「今日はカプラでどんな遊びをしようかな?」と、自分で遊びを作っていく力も育まれているように思います。
わが家にあるのは、200ピースの「カプラ」が入った「カプラ200」。9,180円(税込み)という価格はおもちゃと考えると少し高いようにも思えますが、もう5年以上子どもたちが遊び続け、まだまだこれからも長く使っていく、と考えるとそう高くはないのかも? なんて思います。
赤ちゃんから大人まで遊べる「カプラ」は、さまざまな遊び方ができる優秀おもちゃ。創造力も育まれ、自分でいろいろな遊び方を発見できるのも魅力です。お値段は少し高めですが、それだけの価値があるおもちゃだと私は感じています。
著者:久保田さや
長女(小6)・長男(小1)・次男(2歳)の母。歯科衛生士。育児と仕事を両立しながら衛生士としてキャリアを積む。第3子出産後は、専門知識や子育て経験を中心に記事執筆を行う。
※本記事は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合もあります。