生理2日目に家族でピクニック
中学3年生の春休み、お花見も兼ねて家族でピクニックへ行きました。
父の運転する車で近くの山へ向かったのですが、あいにくその日、私は生理2日目。実は、朝からおなかが痛かったものの言い出すことができず、「まあ大丈夫だろう」と一緒に行くことにしたのです。
目的地に着いて、お弁当を食べていたときのことでした。「あれ、やっぱりおなかが痛い……」と思ってトイレを探しましたが、見る限りトイレはありません。
そのうちに、おなかの痛みは激しくなっていって……。気がついたときにはどうしようもない事態になっていたのです。
鬼の形相で帰宅を迫る
どんどん悪化する痛みに「もう無理!」と限界を迎えた私は、鬼の形相で母に腹痛を訴えました。急きょ帰ることになったのですが、帰りの山道は痛みに耐えるので必死でした。
家に着いてからまずはトイレに直行。生理痛に加えておなかも壊しており、トイレ内は大惨事に……。生理症状の重い生理2日目にもかかわらず、鎮痛薬を持っていかなかったことを悔やみました。
大人になった今でも、当時のことを覚えているほど強烈な生理痛でした。生理のときだけではなく、体調が悪いときには無理をせず、休んだり遠慮したりすることも大切なのだと学んだ出来事です。
著者:石原優子/女性・主婦
イラスト:おみき
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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