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肩と腰が限界!助産師に聞く、抱っこが好きすぎる赤ちゃんとの付き合い方

ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、抱っこをせがまれつづけて手や肩が限界というママからのご相談です。

抱っこが好きな赤ちゃんのイメージ

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、抱っこをせがまれつづけて手や肩が限界というママからのご相談です。

 

Q. 抱っこをせがまれ続けて限界が近いです

生後3カ月の女の子の母親です。目がよく見えるようになってきたのか、遊んだり笑ったりするので以前より楽になったのですが、1日を通して抱っこをせがまれる時間がかなりあって、家事や用事ができず困っています。

 

昼間は少し泣いていても仕方ないと放っておいたりしますが、抱っこするまで大きい声で泣くので結局抱っこしてしまいます。家事ができなくなってしまうので最近は抱っこひもで家事をしたりしています。

(中略)
主人の帰宅が遅いため2人で過ごす時間が長く、夕方涼しくなってから外に出たりして気分転換していますが、手や肩が痛くなり限界です。もともと寝つきが悪いので寝ても小さな音や、私が離れると気がついて泣いてしまいます。

 

抱っこをするのはしょうがないと思いますが、少しでも解消できることがあれば教えてください。

 

宮川めぐみ助産師からの回答

いつもお付き合い、お疲れ様です。抱っこが大好きなのは、きっと甘えのバケツがとても大きくて、深いのでしょうね! あとは寝ている体勢がしんどくて、抱っこをせがむのかなと思いました。背中の緊張が強かったり、反り返ったりしていることはありませんか? もしもそういったことがあるようでしたら、腰からおしりにかけて丸くなるように抱っこをしていただくと、背中の緊張も取れて落ち着いてくれるかと思います。

 

また、お手すきのとき、そばにいる間だけでもうつ伏せ遊びをするといいですよ。遊び疲れて寝つきが良くなるかもしれません。よかったらおためしくださいね。

 


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/category/tree/11/0

 

抱っこの効果

抱っこは、赤ちゃんとのスキンシップのひとつです。赤ちゃんは、抱っこをされることで愛情を感じ取り、ママやパパの心臓の音を聞くことで安心するといわれています。抱っこばかりしていると抱き癖がつくといわれることもありますが、最近は抱っこを我慢させるよりも抱っこをして安心させてあげたほうが良いとされています。

 

抱っこにはどんな種類がある?

普段の抱っこ

・首がすわるまでの抱き方
手のひらや腕で赤ちゃんの首と頭を支え、抱っこします。もう一方の手は赤ちゃんの両足の間から入れておしりを支えてください。このとき、股関節脱臼を予防するために、赤ちゃんの足がまっすぐに伸びないよう「がに股」になっていることが大切です。

 

・首がすわってからの抱き方
首がすわっているので、片方の手でおしりを支え、もう一方の手で赤ちゃんの背中を支えてましょう。首がすわっていないときと同様に、赤ちゃんの足がまっすぐに伸びないよう注意しましょう。

 

 

授乳中の抱っこ

・横抱き(普通抱き、ゆりかご抱き)
赤ちゃんをママの胸の高さで抱っこし、赤ちゃんとママのおなかを向かい合わせて密着させます。赤ちゃんの頭はママの肘や前腕のあたりに置き、その手で赤ちゃんのおしりか太ももを支えます。

 

 ・交差横抱き(交差ゆりかご抱き)       
飲ませる側のおっぱいと反対側の手のひらと腕で赤ちゃんの肩と背中を支え、指は赤ちゃんの耳の後ろに添えます。次に飲ませるおっぱい側の手でおっぱいを支えます。うまく吸いついたら、おっぱいを支える手を外し、赤ちゃんを抱っこして横抱きにさせることができます。

 

 ・脇抱き(クラッチ抱き、フットボール抱き)
赤ちゃんの体をママの脇で支え、赤ちゃんの足がママの背中に来るようにします。ママの手のひらと腕で赤ちゃんの肩と背中を支え、指は赤ちゃんの耳の後ろに添えて頭を支えます。

 

・縦抱き(またがり座り抱き)
赤ちゃんをママの太ももにまたがって座らせ、赤ちゃんの口が乳首の高さにくるようにします。

 

抱っこをしても赤ちゃんが泣き止まなかったり、寝ないからといって激しく揺さぶることはせず、歌を歌うなどいろいろな方法であやすようにしましょう。長時間、抱っこするのはママやパパに体に負担を与える可能性があるので、抱っこひもをうまく活用することをおすすめします。

 


 ※参考:基礎知識(ベビー)「新生児・赤ちゃんの抱き方はどうすればいい?抱っこの種類、コツ、注意点について」〈 https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/1152 〉【監修:看護師・保健師・予防医学指導士 和田路子】

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