赤ちゃんが大きくなってくると「そろそろ一緒に自転車でお出かけしてみたいな」と思うママもいるでしょう。わが家の子どもたちは、3人とも1歳から自転車デビューしました。今回は、そのときの体験談を紹介します。
赤ちゃんはいつから自転車に乗れる?
赤ちゃんを自転車に乗せるには、子ども乗せ自転車や自転用のチャイルドシートを使う必要があります。メーカーによって違いはありますが、だいたい1歳くらいから子ども乗せ自転車や自転車用チャイルドシートに乗せることができます。
私は運転免許を持っていないので、抱っこひもやベビーカーでの移動が主。行動範囲がとっても狭かったんです。赤ちゃんを抱っこ・おんぶして自転車に乗るママもいますが、私はそれが怖くてできませんでした。そのため、子どもが1歳になったらすぐに自転車デビューしました。子どもの方もいつもと視界が変わって大喜び! 意外にも怖がらず、大人しく乗っていました。
私が選んだのは子ども乗せ自転車!
子どもを乗せるなら、子どもにもママにもやさしい設計が取り入れられている子ども乗せ自転車を選んだほうが安心だと思って選びましたが、実際にすごく使いやすかったです。
子ども乗せ自転車には、前乗せと後ろ乗せタイプがあります。後ろ乗せタイプには2歳以上の子どもの乗車を推奨しているメーカーがほとんどなので、1歳の子どもは前乗せにしか乗せることができません。前乗せタイプには、さらに2つの種類があります。1つは、バスケットタイプのチャイルドシート。前かご部分が子どもを乗せるシートになっています。もう1つは、後付けタイプのフロントチャイルドシート。自転車のハンドル部分に取り付けて使います。1人目のときはバスケットタイプ、2人目3人目のときは後付けタイプを使ったわが家。実際にどちらも使ったことがある私の個人的な意見としては、後付けタイプのフロンチャイルドシートのほうが使いやすかったです。
前乗せを使うのはせいぜい2歳くらいまで。短期間しか使わないので、取り外せるほうがあとあと便利。また、前かごも使えるので、買い物や保育園の送迎の際、荷物をたっぷり入れられて助かりました。ちなみに、わが家で使っている子ども乗せ自転車は電動アシストタイプ。子ども2人を乗せて走っても楽々走行できるので、自転車メインで移動する私には電動アシストタイプがピッタリでした。
自転車デビューするときに気をつけたこと
子どもを自転車に乗せるときは、万一の転倒や事故に備えてヘルメットの装着をするのはマストです。成長によってヘルメットのサイズも変わってくるので、ネットオークションやネットサイトで安く購入し、新しいものに替えていました。
また、冬の寒い日にブランケットをかけた場合などは、車輪にひっかかってしまってしまうと転倒の危険性があるので、ブランケットが落ちないように注意する必要があります。わが家ではブランケットをクリップで留め、落ちないようにしていました。専用のものを用意しなくても、家にある大きめのクリップで十分対応できました。ママ友のなかには、スナップボタンの付いた自転車専用ブランケットを使っている人もいました。
子ども乗せ自転車に乗れるようになると、いろいろなところへお出かけすることができるようになります。いつもと違う公園にも遊びに行きやすかったです。もちろん、買い物、保育園の送迎にも大活躍しましたよ!
著者:久保田さや
長女(小6)・長男(小1)・次男(2歳)の母。歯科衛生士。育児と仕事を両立しながら衛生士としてキャリアを積む。第3子出産後は、専門知識や子育て経験を中心に記事執筆を行う。