夫がしてくれたこと
夫の仕事が休みの日。夫が珍しく朝から本を読んでいました。気になってそっと覗いてみると、読んでいたのは、私が妊娠中に買っていたレシピ本。私が覗いていることに気付いた夫は、「生理中も妊娠中と一緒で栄養が必要でしょ。昔作ったやつ、おいしいって喜んで食べていたのを思い出したから、今日作ろうと思って」と教えてくれました。
実は第1子妊娠中、貧血になりがちだった私。妊娠中は、産婦人科で鉄剤を処方してもらっていました。そのこともあり、夫は貧血について、どうしたらいいのか、何がいいのかを勉強してくれ、貧血にいいと言われている料理を度々作ってくれることがあったのです。
夫はもともと料理が好きで、レシピを見ないでいろいろな料理を作ってしまう人なのですが、栄養面はあまり考えることがないよう。そのため、栄養のあるものを作りたいと、改めてレシピ本を読んでいたようです。
その日の夜ごはんのメインメニューは、貧血にいいとされる物を使った野菜の肉巻き。味はやさしく、おいしかったです。ただそれよりも私は、私の体のことを考えて作ってくれた料理だということが何よりうれしかったです。
夫には生理中以外にも助けられていることがたくさんあります。これからも感謝を忘れず、その気持ちを言葉で伝えていきたいです。
著者:松谷えりな/30代女性・2019年、2022年生まれの男の子2人を育てるママ。おでかけ情報や女性向けの情報を扱うライターとして活動。自身の経験をもとに、女性の人生が楽しくなるような記事の執筆を心がけている。
作画:おみき
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)
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