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「よりにもよってこんなときに!」絶対に汚してはいけない「母の物」を汚してしまった私は…

古着ファッションで街を歩いている人を多く目にすることから、私も母の昔の服を借りて古着を楽しんでみることにしました。しかし、よりによってそんなときに……。

お願いして借りた母のお気に入りのズボン

ある日、普段から古着をじょうずに着こなす友だちと出かけることになりました。出かける際は一緒にいる人にファッションを合わせたいという思いが強い私は、古着を着て行くことに。

 

しかし古着のシャツは持っていたものの、ズボンは持っていません。そこで、母が学生のころからはいているおしゃれなズボンを借りようと思いました。

 

しかし、母に貸してくれと頼むと「汚されたらショックだから嫌だ」と断られてしまったのです。諦めきれなかった私は何度もお願いし、最終的に「きれいに使ってね」と約束の上、何とか貸してもらえることになりました。

 

母の服なのに…!

当日、古着をじょうずに着こなす友だちの隣で、同じように古着を着て歩いていることに私は大満足でした。「今の自分は流行にしっかり乗っているおしゃれな人だと周りから見られているかなぁ!」と有頂天になっていたのです。

 

しかし、トイレに行った際に悲劇が起きていることに気付きました。予想外の生理が始まっていた上に、経血がショーツにまで染みていたのです。「まさかな……」と思いつつズボンを確認すると、しっかりと経血のシミができていました。

 

母にはとにかく謝罪

家に帰りすぐに洗濯しましたが、経血シミは簡単にはとれませんでした。「汚さないと約束したのに……」。そう考えると頭が真っ白になりました。

 

もうどうしようもないと思った私は、しっかり母に謝ることに。もちろん母はすぐに許してはくれませんでした。「仕方ないことだけど……だから貸したくないって言ったのに!」と繰り返し言いながら、怒られ続け……。私は何度も謝るしかありませんでした。

 

結局、何度か洗濯を繰り返してシミをとることができ、母はなんとか許してくれたのでした。

 

 

生理での失敗はしたくて起こすものではないですし、経血でシミをつけてしまうことはある程度しかたのないこと……だと思いますが、誰かの大切なものを汚してしまったのは、とても申し訳ない出来事でした。今後は同じようなことがないようにしたいです。

 

 

 

著者:橘 純香/女性・主婦
イラスト:すうみ

 

監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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