娘の新型コロナウイルス発症後、夫と息子も相次いで陽性に。そのためエェコさんは、元気なのに1カ月外に出られずじまい。その間にもお父さんの入所手続きは、ソーシャルワーカーさんのおかげで順調に完了したのです。数日後、施設から送られてきた書類に「リビングウィル」という文字が……!?
「自分らしい」とは?
しばらくして、施設から書類が送られてきました。内容は「リビングウィル」というもの。これってつまり……? 私にはある予感がありました。
書類を見ると、「最期をどうするか」決めるための内容でした……。父はもう判断できないため、これを決めるのは私。そう思った途端、「ついに……」というやるせない気持ちでいっぱいに。
それは、段階ごとに延命措置の有無を選択するものでした。どれに〇を付ければいいのかわからない私。しかし、かつて父が「自然に死なせてくれ」と言っていたのを思い出したのです。
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その昔、自分の母親が胃ろうという胃にチューブを入れる延命措置をしていた姿がつらかったというお父さん。その気持ちはわかるものの、一方でお父さんの際に何も治療しないでいいのか迷うエェコさん。いずれ決断のときはやってきます。これはきっと、人生において多くの人が対面する重大な選択ですよね。
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