自分の価値観を押し付け、ママ友間で何かとお金を徴収するキョウコさんと距離を置くことにした青子さん。
娘の習い事の待合室で、偶然にも「キョウコさん」という人物の噂を耳にします。
ところが、その「キョウコさん」はパート先での不倫を自ら広めているよう。
同じマンションのキョウコさんとは似ても似つかず、青子さんは同一人物だと思えません。
それから数カ月後。
青子さんは遅い時間に、マンションのポストに郵便物を取りに来ていました。
すると、ある人物から声を掛けられ……?
上品なママ友がまさかの変貌
声の主はキョウコさんでした。
しかし、派手な化粧に服装と、以前の上品な姿からは想像できないほどの変貌ぶりに絶句する青子さん。
キョウコさんはこれから夜間のパートに出ると言います。
そのパート先というのは、ママ友が噂していた例の弁当屋だと言うのです。
「パート先の若い男の子からも頼られているの」
「離してくれなくて」
堂々と不倫をほのめかすキョウコさんに、青子さんは戸惑ってしまうのでした。
以前とまったく違う雰囲気のキョウコさんに、青子さんは驚きを隠せない様子。考え方が合わず疎遠にしていたものの、子どもの教育を第一に考え、家じゅうきれいにしていたキョウコさんを尊敬したこともあったので、子どもを預けて不倫に走るママ友の変貌ぶりを目にして、なんとも言えない感情になったことでしょう。
こんなとき、なんと声をかけていいものか悩んでしまいますね。
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