松屋VSすき家の「いくら丼」食べ比べ
冒頭でもお伝えしていますが、2024年12月17日に松屋とすき家で「いくら丼」が期間限定で登場。両者ともに並盛(通常サイズ)の「いくら丼」は980円(税込)。値段までそろえてきています。ただし、松屋の方はライス小盛のため、お値段だけで比べれば、すき家が優勢なのかもしれません。
両者ともに店内飲食・お持ち帰りどちらも可。終売時期は未定。今回は松屋・すき家の「いくら丼」をお持ち帰り実食して、食べ比べてみました。
松屋「いくら丼(ライス小盛)」実食レポ
- 商品名:いくら丼(ライス小盛)
- 価格:980円(税込)
- いくらの重量(筆者実測):49g
- エネルギー:376kcal
松屋「いくら丼」はデフォルトでライス小盛で、2020年に250店舗限定で販売していた幻のメニュー。青ネギのシャキシャキ食感と刻み海苔、別添えのわさびのハーモニーが最高なのだとか。いくらについては、ぷちぷちの粒が口の中で弾け、濃厚な旨味が溢れ出すのだそうですよ。
いくらはそれなりに弾力があるからか、粒粒がつぶれているものはありません。表面はキレイに光っています。
お皿の重さを抜いた、いくらの重量は約49g。少々青ネギや刻み海苔が混ざってしまったため、本来は数gほど軽いかも。あくまでも参考値として捉えていただければと思います。後述するすき家の「いくら丼(並盛)」よりも、松屋の「いくら丼(ライス小盛)」のいくらの方が重量が軽いようです。
ライスの上に具材をのせてみました。どことなく寂しさを感じるビジュアルではあります。いくらと共にむき出しになって入っていた刻み海苔は、ヘロヘロになってしまいました……。
ライス自体には味付けなし。味が足りない場合は、自分で醤油を追加して味を調整するのが想定されているのでしょう。
ぷちぷちした食感と共にいくらの旨味を感じますが、かなり塩気が強めですね。醤油っ気もあります。そして、青ネギはとても苦くて「ちょっとしたアクセント」の苦みどころではありません。ごはんに味がついていたら塩気がきつすぎたかもしれませんので、醤油の追加は不要な気がします。SNSの口コミを確認しても、塩辛いといった意見が出ていますので、少なくとも「濃いめの味付け」ですね。
すき家「いくら丼(並盛)」実食レポ
- 商品名:いくら丼 (並盛)
- 価格:980円(税込)
- いくらの重量(筆者実測):63g
- エネルギー:595kcal
濃厚な甘みの天然いくらをたっぷり盛り付けた一品。刻み海苔やわさび、だし醤油が付いています。
いくらの大きさや見た目自体は、松屋のいくらと差がないように感じますが、すき家の方がいくらが多そう。
お皿の重さを抜いたいくらの重量は約63g。やはり、すき家の方がいくらが多く入っているんですね。いくら推しならすき家の方が良さそう。
ライスの上に具材をのせました。刻み海苔自体は小袋に入っていたため、くちゃっとならなかったのが嬉しい。
ライス自体にもうっすらだし醬油で味付けされていますが、味は薄め。別途小袋に入っているだし醤油を足すとちょうどいい塩梅になりますよ。
ぷちぷち食感といくらの旨味自体は、松屋のいくらとほぼほぼ差はないと思います。しかし、すき家のいくらは醤油漬けされていないからか、塩気はほどほどで食べやすいですね。正統派のいくらです。シンプルないくら丼。個人的には、量と味付けともにすき家のいくら丼の方が好み。
・リアル友人におすすめできるか度
★★★☆☆
理由:松屋とすき家のいくら丼は味わいがかなり異なります。個人的にはすき家の方が好みですが、ぜひともご自身でお確かめいただきたい両者のいくら丼。量はすき家の勝利ですが……。当たり前ですがいくらがメインのため、やや物足りなさはあります。その辺を踏まえると、コスパはいまいちでしょうか。いずれにしても、いくら好きであれば、ぜひとも両者のいくら丼を食べ比べてみてはいかがでしょうか。年末年始のグルメ食べ比べを楽しんでみてくださいね。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。