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不審者の声かけ事案が多発!祖母から逃げた孫が見た、驚愕の光景とは? #毒祖父母がボクを放さない 34

「毒祖父母がボクを放してくれない」第34話。現在、高校2年生のほや助さん。実は小学4年生のころ、1つ年下の男の子・幸太郎くんとトラブルになり、幸太郎くんの祖母から拉致されかけた過去があります。

その事件から7年後、高校2年生に進級したほや助さんは、同じ高校に入学してきた幸太郎くんと再会。そして、事件後の生活について、衝撃的な内容を聞かされます。

小学生のころ、父親は無関心、祖母は怪しい宗教にのめり込み、祖父には暴力をふるわれ不登校になった幸太郎くん。その後、児童養護施設「ひだまりの家」に保護されると、無関心だった父が毎月面会に来てくれるようになり、ようやく「家族」の温かさを感じられるようになりました。

 

ある日の面会のこと。幸太郎くんは、父も幼いころ祖父から暴力を受けていた過去を聞かされます。また、祖母ともさまざまな揉めごとがあったそう。

だからこそ、祖父による幸太郎くんへの暴力が発覚して以来、父は2人を許せなくなったと言うのです。

 

改めて息子と親子関係を築きたいと考えるようになった父は、幸太郎くんに「生活が安定したら迎えにいくから、それまで待っててくれないか?」と提案します。

 

繰り返される悪夢…なんであの人がここに!?

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父親の提案を聞いて「僕たちなら、きっと家族の呪いから抜け出せる」と確信する幸太郎くん。しかし、父親の引っ越し報告を受けたその数日後、その思いは無情にも打ち砕かれてしまいます。

 

放課後、いつものように友人としゃべりながら帰路についた幸太郎くんは、その道中で小学生に声をかけている不審な人物を目撃!

それはまぎれもなく、祖母の姿だったのです……。

 

ようやく毒祖父母から解放されると思った矢先での出来事に、幸太郎くんは愕然。激しい動悸とともに、こみ上げてくる涙を抑えきれないのでした。


幸太郎くんは、ニュースなどで話題になっていた不審者による声かけ事案が、まさか身内のことだとは思っていなかったはず。祖母の姿を見かけたときは、さぞ驚いたことでしょう……。

 

そもそも、幸太郎くんへの面会が許可されていない身で、孫を探し回ることなどあってはならないこと。学校の先生や近くの大人に助けを求めて、幸太郎くんの身に危害が及ばないといいですね。

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターほや助

    宮城県仙台市在住、アラサー絵描き。インパクト大な人々とのトンデモ体験談を、ライブドアブログ・instagramで連載中。

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