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改心した父「息子を殴るなんて許せない」父も暴力を受けて育ったと知って #毒祖父母がボクを放さない 33

「毒祖父母がボクを放してくれない」第33話。現在、高校2年生のほや助さん。実は小学4年生のころ、1つ年下の男の子・幸太郎くんとトラブルになり、幸太郎くんの祖母から拉致されかけた過去があります。

その事件から7年後、高校2年生に進級したほや助さんは、同じ高校に入学してきた幸太郎くんと再会。そして、事件後の生活について、衝撃的な内容を聞かされます。

小学生のころ、父親は無関心、祖母は怪しい宗教にのめり込み、祖父には暴力をふるわれ不登校になった幸太郎くん。その後、児童養護施設「ひだまりの家」に保護され、無関心だった父が毎月面会に来てくれるようになり、ようやく「家族」の温かさを感じられるようになりました。

 

月に一度の父との面会の日。

幸太郎くんは自身の近況を報告したあとで、父親から家を出ようと思っていることを聞かされます。驚く幸太郎くんに父は「祖父が自分だけでなく孫にまで手を上げたことが許せない」と怒りを露わにします。

 

毒祖父母が許せない!父の思いを聞いた息子は…

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父もかつて、祖父から暴力を受けていたことを知った幸太郎くん。あまりにもショッキングな内容に戸惑いながらも、父の話を真剣に聞きます。

 

祖母のことを気にかける幸太郎くんに、父は「あの人とも本当にいろいろあったんだ。許せないのは同じだ……」と複雑な心境を吐露。

そのうえで、幸太郎くんに「ひとり暮らしが安定したら、親子で暮らせる可能性もある。父さんが迎えに行くのを待っててくれないか」と提案してくれたのでした。

 


わが子への暴力が許せないのは、子を想う親なら誰しもが抱く感情ですよね。幸太郎くんに無関心だった時期もある父ですが、自らの生活を大きく変えてでも息子を守ろうとする行動からは、深い愛情を感じられます。

 

すぐに親子で暮らすのは難しいようですが、今の父ならきっと、時間がかかってでも幸太郎くんとの約束を守ってくれるはず! 2人に明るい未来が待ち受けていると良いですよね。

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターほや助

    宮城県仙台市在住、アラサー絵描き。インパクト大な人々とのトンデモ体験談を、ライブドアブログ・instagramで連載中。

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