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古風で美しい♡女の子の「き止めネーム」ランキング!ジェンダーレスな名前がトレンド!人気の名前は?

「き止めネーム」とは、名前の語尾が「き」で終わる名前のことを指します。語尾の「き」は、賢くシャープで落ち着いた印象を与えます。また、古風で美しいイメージの名前が多く、伝統的で品のある印象を受けるようです。男の子にも名付けられることが多い「ジェンダーレス」な名前も多くあります。

今回は11月に生まれた女の子3,868名の名前から、人気の「き止めネーム」をランキングで紹介します。

 

1位 つむぎ

「き止めネーム」首位を獲得したのは「つむぎ」。2023年の年間よみランキングでは2位、2024年は3位と、非常に高い人気を誇ります。11月の月間よみランキングでは堂々の1位にランクインしました。

 

実際の名付けではひらがなの「つむぎ」のほか、「紬葵」「紬」「紬希」なども人気。「紬」は、「紡ぐ(つむぐ)」という言葉から来ており、絹糸を織り上げて布にすることを意味します。古くから絹織物の一種として親しまれ、手間をかけて丁寧に作られることから、丁寧な生き方というイメージを受けるようです。男の子にも多く名付けられていました。
 

2位 ゆづき

2位にランクインした「ゆづき」。2023年の年間よみランキングで33位、2024年は28位と徐々に順位を上げており、11月の月間ランキングでは8位にランクインしました。

 

実際の名付けでは「結月」や「柚月」など「月」を用いた「ムーンネーム」が人気。秋から冬にかけての澄んだ夜空に輝く月を連想させる名前です。こちらも男の子に多く名付けられた「ジェンダーレスネーム」でもあります。

 

3位 なぎ

3位には「なぎ」がランクインしました。2023年の年間よみランキングでは53位、2024年は36位と大きく順位を上げ、11月の月間よみランキングでは16位に入りました。男の子でも29位にランクインしており、人気のよみです。

 

主な名付け例として「凪」「梛」「凪葵」などがあります。「凪」は風が止み、海が穏やかになる状態を表し、「穏やかな日々を過ごしてほしい」という願いが込められることも。また、「梛」は神社のご神木としても知られ、魔除けや守りの意味を持つ縁起の良い漢字です。

 

4位 みつき

4位にランクインしたのは「みつき」。2023年の年間よみランキングで42位、2024年は53位、11月の月間ランキングでは44位に入りました。

 

「美月」「充希」「みつき」といった名付けが多く、「充希」は希望が満ちることを意味し、力強く成長してほしいという思いが感じられます。同じよみでは女優の高畑充希さんが活躍されています。

 

 

5位 ゆずき

「ゆずき」は5位にランクイン。2023年の年間よみランキングでは63位、2024年は74位と安定した人気です。11月の月間よみランキングでは85位でした。

 

主な名付けには「柚希」「柚葵」などがあり、「柚」という漢字が人気。「柚」は冬の訪れを象徴する果実でこの時期人気が高まり、11月の漢字ランキングでは26位にランクインしました。
 

6位 ゆき

6位にランクインしたのは「ゆき」。名付けの主な例として「幸希」「結葵」などが挙げられます。

 

「幸」は幸福や幸せを意味し、未来への温かな願いが感じられます。「結」は結びつきを象徴し、人と人との繋がりや家族の絆を表現する漢字です。

 

7位 なつき ※同率

7位には「なつき」がランクイン。主な名付け例として「那月」「菜月」などが挙げられます。

 

「月」という字には夜空に輝く月の美しさと静けさが感じられます。「那」は広大で美しい景色を連想させる漢字であり、「菜」は黄色い花を咲かせる菜の花を連想させ、朗らかで愛らしい印象の名前です

 

 

7位 つき ※同率

同じく7位にランクインしたのは「つき」。名付けでは「紬葵」「月稀」などが見られます。

 

「つき」というよみは月そのものの美しさや静けさを感じさせ、シンプルで覚えやすい名前として人気があります。秋から冬にかけての澄んだ空に輝く月をイメージし、自然の美しさを大切にした名付けが好まれているようです。同名では女性アイドルグループ・Billlieのメンバーツキ(TSUKI)さんが活躍しています。

 

9位 あき ※同率

「あき」は9位にランクイン。主な名付けには「晶」や「明希」などがあります。実りの秋、収穫の秋など、豊かな恵みと落ち着いた雰囲気を連想させます。紅葉の美しい季節でもあり、芸術的な感性も感じさせます。

 

「晶」は光が集まって輝く様子を表し、「明希」は明るい希望を意味します。明るく輝く未来を願う親心が反映されているのかもしれません。
 

9位 みずき ※同率

同じく9位に入ったのは「みずき」。実際の名付けでは「瑞季」「水葵」などが挙げられます。


「瑞」はみずみずしさや幸福の兆しを意味し、おめでたい漢字です。また、「季」は季節や自然を感じさせます。

 

9位 さき ※同率

「さき」は2023年の年間よみランキングで69位、2024年は93位にランクインし、根強い人気を誇ります。

 

実際の名付け例として「咲葵」や「紗季」などがあります。「咲」は花が咲くように美しく成長してほしいという願いが込められ、「紗」はやわらかく繊細な美しさを表します。その響きからも、晩秋から冬へ向かう季節に、花のように美しい人生を願う親御さんの気持ちが込められているのかもしれません。

 

◆女の子の「き止めネーム」では寒空の中美しく輝く「月」や、冬の訪れを感じさせる「柚」など、自然や季節の美しさを取り入れた、気品のある名付けが多く見られました。また、当ランキング11のよみのうち、「さき」以外の10のよみが実際に男女どちらにも名付けられており、「き止めネーム」がジェンダーレスネームとして浸透しているようです。

photo:@wd.baby_hnkさん(べビカレメイト)


<調査概要>

調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方

調査期間:2024年11月1日(金)〜2024年11月25日(月)

回答件数:女の子:3,868件

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