夫からうれしい報告
数年前のある日、仕事から帰ってきた夫は不気味なくらいニコニコしていました。何かうれしいことがあったのは一目瞭然。私が「いいことでもあった?」と聞くと、夫は「社内表彰制度で選ばれたよ! 明日表彰式があって金一封もらえる!」とのこと。
「おめでとう! 明日仕事から帰ってきたらお祝いしようね」と伝え、翌日は豪華な夕食を用意することになりました。
食材代にするつもりが…
次の日、私は夫の大好物であるステーキを買いにいつもより高級なスーパーへ。金一封は家に入れてくれると思っていたため、高い食材やシャンパンを購入したのです。
そして、夫が帰宅したらすぐに食べられるように、シャンパンを冷やし、ステーキ肉の下ごしらえをし、おかずなどを準備。しばらくすると夫が仕事から帰ってきたので、すぐにお祝いの食事が始まりました。
ところが、夫はなかなか金一封を出してくれません。わが家のお金の管理は私がしているため、思い切って「金一封はどこ?」と聞くと、夫はウキウキした顔で「えっ? 新しいゴルフクラブでも買う予定だよ〜」と発言。家に入れてもらう気満々だった私は、思わず仰天したのでした。
金一封はお祝いのごはん代に当てようと思っていたためとても焦りましたが、夫にそれを言うとお祝いが台無しになりそうだったため、今回は私のお財布から出すことに。ただ、「次に金一封をもらったら、絶対に家に入れてもらう!」と心に決めています。
著者:吉野詠美/40代女性・情報系専門学校を卒業後、技術系事務、経理、ショールーム受付、接客業などの仕事を経験。趣味は、コスメ・メイク・スキンケアなど美容に関することへの探求、読書(ミステリー多め)、アニメや海外ドラマ鑑賞、投資(メインは外国為替取引)など。
作画:ちえ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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