「誰もこないで」見られたら恥ずかしい…。私が隠れて会社の椅子を掃除することになったワケは

生理2日目の経血量が多い日に、職場の椅子に経血をつけてしまったことがあります。フリーデスクで机も椅子も特定の個人用に割り振られたものではなかったということもあり、椅子についた経血の汚れを見た瞬間、私は衝撃。とりあえずまずは手元にあった除菌シートで椅子を拭き、汚れを落とすことができましたが、誰かに見られませんように……と、とにかくヒヤヒヤでした。その後、トイレに行くと「やっぱり……」という感じで……。

会社の物を汚してしまった申し訳なさが私の中で大きく、ナプキンを交換したものの「また汚してしまったら……」という不安も。その後の仕事のことより生理のことで頭がいっぱいになってしまって……結局、この日は早退をさせてもらうことにしました。経血量の多い日は、どんなに仕事が忙しくてもこまめにナプキンは替えよう、と心に決めた経験でした。

著者：宮田沙良／30代女性・会社員
イラスト：Ru

監修：助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科（助産学専攻）卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年9月）