第一子を出産後、1カ月ほど実家で過ごして自宅に戻ってみると、物は散らかり、水回りにカビが生え、家中がものすごい有様でした。そのため第二子出産の際は事前準備を念入りにしようと考えた私が、妊娠中からこれだけはやっておいてよかった! と身に染みて感じたことをご紹介します。
水回り対策は念入りに
第一子の里帰り出産後、自宅に戻って一番びっくりしたのはキッチン・風呂場・洗面台など、水回りがカビだらけだったことです。かなりの異臭を放ち、ブラシで軽くこすっただけでは落ちてくれず、目をそむけたくなるようなひどい有様でした。
その経験から、第二子のときは里帰りをする前に排水溝に置いておくだけでヌメリが取れる掃除用品をセットしておきました。その結果、水回りはきれいな状態を保たれており、掃除も最小限で済ませることができました。
冷蔵庫の中の整理も忘れずに
里帰り中、パパの食事はお弁当やお惣菜を買ってくるのがメインになっていました。第一子のとき、「生ものなど置いておいたら食べる?」と聞くと「食べる」と言っていたので冷蔵庫にそのままにしていたのですが、戻ってきてびっくり! 冷蔵庫の中で腐りはてた食品がそのまま残っていたのです……。
そのため第二子のときは腐りやすいものは使い切り、必要最低限のものだけを冷蔵庫に置くようにしました。
新生児の準備も産まれる前にしておこう
新生児を連れて自宅に戻ると、想像していたより家事も掃除も進まないものです。第一子のときは、おむつなど買って準備はしていたものの、どこに何を置くまでは考えていませんでした。いざ新生児を迎えた生活が始まると、「買っておいたあれはどこだっけ?」という状態になり、あたふたしました。
そこで第二子のときはその反省を活かし、妊娠中から事前に新生児グッズなどを置く場所を決め、里帰りから戻ったときには何も準備しなくてもいい状態を作りあげておきました。やはり準備しておくと楽なもので、赤ちゃんが泣いたときも動線がスムーズなので、慌てずに対応ができました。パパに何か頼みたいときも、物のある場所がわかっているのでスムーズに頼むことができました。
新生児を抱えながらの部屋の片づけや掃除は思っていた以上に大変で、なかなか進みません。自分の体を楽にするためにも、妊娠中に帰ってきたときのことを想定して事前準備を進めていくことが大切だと思いました。
著者:堀ちなつ
0歳と2歳の姉妹のママ。歯科技工士・歯科助手として歯科関係の仕事を経験。現在は妊娠出産・子育てのジャンルを中心にライター活動をしている。