夜になっても帰宅しない娘…
ある日、パートを終えて家までの道を歩いていると、家の前にランドセルが落ちているのが見えました。一体なんで? と慌てて近寄ると、それは長女の物でした。何かあったのかと不安になりましたが、物陰から長男が出てきて、ここでずっと待っていたと言うのです。時刻は19時ごろで、家の中は真っ暗。どういうことか長男に話を聞くと、長女は遊びに出かけたまま帰ってきていないとのことです。
辺りは暗く、小学生が出かける時間ではありません。私が子どもだったころには連絡網がありましたが、個人情報の観点からか現在はなく、お友だちの家の連絡先もわかりません。ひとまず夫に連絡を入れ、行方不明の長女をどう探せばいいのかと焦っていると、学校の担任の先生から電話がかかってきました。長女はお友だちの家にいて、今から一緒に帰るとのことで、ひとまず無事だということがわかりひと安心。
少しすると、先生と長女が歩いて帰ってきました。ご迷惑をかけてしまったことと、見つけてくれたことに対して、先生へ謝罪とお礼をして帰ってもらったあと、長女になぜ夜遅くまで遊んでいたのかを尋ねました。長女は「家の鍵を失くしてしまい家に入れなかった。家に入れないからお友だちの家にいた。鍵を失くしたことと遅くなったことで怒られると思って帰れなかった」と話してくれました。私は、「何事もなくてよかったけれど、いろんな人に迷惑をかけてしまったこと、心配させたことはよくないことだよ」と伝えて、鍵はあとで一緒に探そうと提案しました。
この出来事で、小学4年生の長女だけに鍵を預けていたことを反省しました。その後はランドセルから外れないようにして、長男にも預けることにしました。現在は在宅勤務となったため鍵トラブルはなくなり、ひと安心です。
著者:赤井 涼香/30代女性・会社員
2歳差の兄妹と末っ子の3児の母。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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