娘は生後5カ月から、15人程度の小規模保育園に通っていました。しかし、引っ越しのために通っていた小規模保育園は遠くなり、日々の送迎の負担を減らすため、現在は家から1番近い中規模保育園に通園しています。小規模・中規模保育園に通って感じた、小規模保育園のメリット・デメリットについてお話しします。
実際に通った小規模保育園について
娘が通った小規模保育園は、ビルの1階にありました。ワンフロアが保育園になっていて、園庭はありません。保育室は1部屋でした。また、どの年齢の子どもも同じ保育室のため、月齢の低い赤ちゃんはベビーベッドに寝かされて、安全面を配慮されていました。
小規模保育園のメリット
なんといってもアットホームです。通った園は、ある程度の時間に合わせて生活するものの、必ず毎日これをするといった型にはまったものはなく、ゆったりとした保育をしてくれました。そのおかげで、娘はいつもニコニコして落ち着いて楽しく過ごすことができたようです。
次に通った中規模保育園では、きちんと時間に合わせての生活だったので、規律は身につきますが、時間に追われている感じがありました。
小規模保育園のデメリット
1点目は、園庭がないので気軽に外へ出て遊べません。晴れた日には近くの公園へ散歩に連れて行ってもらっていましたが、遊びたいと思ったときにすぐ、というわけにはいきません。2点目はイベントが少ないことです。参観日や生活発表会などのイベントが少なく、物足りなさを感じました。
中規模保育園はというと、園庭があるので靴を履けばすぐに外を駆け回ることができます。そして、季節ごとにいくつも大きな規模のイベントがありました。
母親にとってはどう?
娘が通った小規模保育園はルールが少なく、働く母親にとってはとても助かりました。例えば、おむつ1枚1枚に名前を書く必要はなく、袋に名前を書くだけで良かったり、つなぎの洋服はダメなどの服装指定がなかったり、タオルや布団のサイズはこれという規定もなく、家にあるものでまかなえました。また、朝の準備も、持ってきた荷物をカバンごと預けるだけで良く、ばたつく朝にはとても助かりました。
入園するまでは、小規模保育園について詳しく知らないがゆえに心配もありました。しかし、実際に入園してみて、きめ細かい保育と、働く保護者にも配慮された面から、私はとても安心してストレスなく預けることができました。娘の笑顔からも、娘自身も楽しい保育園生活が送れたと思っています。
著者:松裏幸恵
二男(二卵性の双子)一女の母。薬剤師として働きながら子育てをしている。自身の妊娠・出産・育児に関する体験談を中心に執筆中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての小規模保育園にあてはまるとは限りません。必要に応じて検討している保育園へ確認・相談し、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。