カラオケルームで友だちからまさかの言葉
友だちから誘われた日は、ちょうど生理2日目でした。もともとインドアなタイプだったこと、生理中で体調が万全というわけではなかったこともあり「どうしようかな」とは思ったのですが、久しぶりに会う友だちもいたため外出することに。男女含めた友だちと合流し、食事をしたあとはみんなでカラオケに行きました。
そこである問題が。カラオケを楽しもうと思っていた矢先、私の隣に座っていた女友だちの1人が「なんか、この辺におわない?」「生臭いにおいが……」と言い始めたのです。最初は私自身も、「何かにおうな?」と思い「なんだろうね」「におうね」などと同調していたのですが、友だちがカラオケのルームを1周しながらにおいを嗅ぎ、私の周りだけ「におう」と強調していたこともあり……。私は自分の生理のにおいかも!と気付きました。
その後、トイレに行くと、生理用品は経血でパンパン。たしかに経血のにおいもキツく、「やっぱり私のせいだったんだ」と衝撃を受けてしまったのでした。
あまり外出することがなかったため、生理時のにおいに鈍感だった私。この日以降、におい対策を徹底的にするようになりました。生理中ではなくてもデリケートゾーン用のせっけんを用いたり、生理中はデリケートゾーン用のスプレーを使ったり。ただ、気をつけるようになったものの、においを指摘された記憶はかなり強く残っていて、「におってないかな?」と、どうしても考えてしまい、以前より遊びに行くのがおっくうにもなってしまっています(苦笑)。
※デリケートゾーンを洗浄する際は、自浄作用が低下し腟内への細菌の侵入を許してしまうため、せっけんやボディーソープなどで腟内まで洗浄しないようにしましょう。
著者:加藤明子/20代女性・社会人2年目。ひとり暮らしで趣味はサブスクで映画鑑賞することと自炊。
イラスト:ふるみ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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