生理痛を我慢する私
今回のデートは、海沿いをドライブしてから、彼の家で一緒に料理をするというプラン。お昼ごはんは、海岸沿いのお店で海鮮丼を食べようと話していました。
ところが、海岸沿いを走り始めたころ、私は腹痛がひどくなってきてしまい……。ただ、せっかくのデートを生理で台無しにしたくなかったので、頑張って楽しそうに振る舞っていました。
彼に体調不良を知られてしまい…
それでも、彼は途中で私の異変に気づいたようで、彼は車を停車。「もしかして、体調悪い?」と声をかけてくれました。気づかれたくなかった私は「全然! そんなことないよ!」ととっさに嘘をついてしまって……。
しかし、それではごまかせないほど顔色が悪かったようで、「顔色がいつもと違うよ。本当のことを伝えてほしい」と彼。
そこまで言われてしまったら……と思い、「それは……」と私は生理であることを説明することにしました。彼は、男兄弟で男子校育ちということもあり、生理だと聞いた際は戸惑っていましたが、私が生理の症状について話すと、驚きながらもしっかり話を聞いてくれました。
そして、結局その日は少しだけ海を見てから彼の家に行き、ゆっくりと過ごしたのでした。
この出来事をきっかけに、彼は生理について勉強してくれ、私の生理周期を気づかってくれるように。生理の日はゆっくりするデートプランを立ててくれるので、「あのときちゃんと伝えてよかった」と思っています。
著者:渡辺さあや/20代女性・管理栄養士を目指す大学生。これまで生理のことは気にせず生活してきたが、ある医師と出会い、自身の生理を見直すことになり現在に至る。
イラスト:sawawa
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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