幼なじみが切り拓いた夢の形
幼なじみの友人は、結婚後に美容師としてパートで働いていました。小学生の息子を育てながら、美容師としてのキャリアを続けていましたが、オーナーとの美容への考え方に悩み、迷う日々が続いていたそうです。そこで彼女は「自分で店を持ちたい」という夢を抱き、夫と相談。最初は反対されたものの、情熱を伝えることで理解を得て、創業にまつわる研修会に参加するなど経営の勉強を始めました。
そしてついに念願の美容室をオープン。友人自身が最初から最後まで担当する温かい接客やお客さんの髪を大切に考えた施術が話題を呼び、今では予約が難しい人気店に成長しました。子どものころから知っている彼女の行動力に、私はただただ感心するばかりでした。
子育ての合間に気付いた「自分の時間」
4人の子育てに追われる毎日は、あっという間に過ぎていきます。家事や育児が忙しく、自分のことを考える余裕はほとんどありません。それでも、子どもたちが成長するにつれ、ふと「私はこのままでいいのだろうか?」と思う瞬間が増えてきたのです。
そんなときに友人の挑戦を目の当たりにし、自分の中で何かが動き出しました。彼女の姿を見て、「母親である私にも何かできることがあるのでは?」と考えるように。そして、少しずつ自分の「やりたいこと」を見つめ直し始めたのです。
フリーランスとしての小さな一歩
2024年の初め、私は専業主婦を続けながら、フリーランスのライターとして働き始めました。最初はとても不安でしたが、小さな案件を1つずつこなしていくうちに、少しずつ自信が持てるようになりました。家事や育児との両立は決して簡単ではありませんが、家族の協力や時間のやりくりをしながら続けています。
特に、子どもたちが「ママが頑張っている姿」を応援してくれるのがとてもうれしいです。フリーランスとして働く中で得られる達成感や喜びは、私の生活に新しい彩りを加えてくれています。
まとめ
友人の挑戦に触れたことで、私の自分の中に眠っていた「やりたいこと」に気付くことができました。生活の中で小さな挑戦を続けることで、新しい自分に出会えた気がします。友人のようにキラキラと輝く姿を目指しつつ、私自身も自分らしい人生をこれからも楽しんでいきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:岩下カナコ/40代女性。2015年生まれの娘、2017年生まれの息子、2019年生まれの双子の息子たち4児の母。育児に癒やされたり疲れたり、時には自己嫌悪したり。そんな日々を送っている。
イラスト/ののぱ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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