食事の準備が苦痛で…
毎日、夕方になると憂うつでした。子どもたちの食事を作って食べさせて、その後はお風呂に入れるのですが、夫は仕事がちょうど忙しい時期で、ひとりですべてこなさなければいけない日もしばしば。同居している義母も足が悪く、料理も子どもたちのお風呂も頼めず、私しかできない状況でした。
料理中は、いろいろなにおいが吐き気のトリガーになってしまい、特に苦手だったご飯が炊けるにおいで、ほぼ毎日嘔吐。水分も水しかとれず、吐く物がないのにえずく毎日でした。一向に落ち着く気配のないつわり。いつまで続くのかと、メンタルも不安定な状態でした。
これでは体がもたないと思った私は、比較的症状が穏やかなお昼のうちに、昼食と一緒に夕食のおかずも作っておくことにしました。ご飯も一度にたくさん炊いて冷凍してストックしておくことにしたのです。それすらもつらい日は、冷凍食品や宅食に頼ることにしました。
義母や夫にも申し訳ないと思いながらも、つわりがひどく動けないときは料理をあきらめた私。後ろめたさのようなものがありましたが、たまに手を抜いてしまう日を許してほしいと夫に話すと、「そんなこと気にしなくていい。毎日じゃないんだから大丈夫」と言ってもらえて、心が軽くなりました。
その後、つわりも落ち着き、何とかほぼワンオペの育児も乗り切ることができましたが、当時は本当に夕方になると憂うつで仕方ありませんでした。夫の「気にしなくていい」という言葉のおかげで、思い詰めずに済んだと思っています。夫も仕事が落ち着いてからは、積極的に家事も育児も手伝ってくれるようになりました。つわりはなくなりましたが、今後もしんどいときは、冷凍食品や宅食をうまく活用していこうと思います。
著者:笹原 恵/30代・女性・専業主婦。2人兄弟を育てる母。義母と同居中。
イラスト:miyuka
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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