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「痛っ!抜けない!」想定外の痛み。適したサイズの生理用品を使っていたはずなのにどうして?

私にとって、生理期間を快適に過ごすために欠かせないタンポン。使い始めたころ、経血量の多い日は「多い日用」、そのほかは「普通の日用」を、生理期間は毎日使っていました。ある生理5日目、タンポンを取ろうとすると……。

「普通の日用」だけでは足りなかった

タンポンを使い始めたころの私は、「普通の日用」のみを使っていました。このときの私は「多い日用」があることを知りませんでした。

 

経血が多い日も、とりあえず「普通の日用」を使っていた私。すると、生理2日目のある日、タンポンから経血が溢れてしまうことが。「どうしたらいいのだろうか」と思いながら、ドラッグストアの生理用品売り場を見ていた際、タンポンの「多い日用」を発見。このとき、私はタンポンにも「多い日用」があることを知ったのです。

 

そして、経血量が多い日は「多い日用」、そのほかの日は「普通の日用」を使うようになりました。

 

少ない日の落とし穴?

私の生理はだいだい1週間ほど。時間を守って、生理中はほぼ毎日タンポンを利用していました。そしてある生理5日目の日、タンポンを抜くときに痛みが。

 

タンポンが十分に経血を吸っているとスルッと抜けるのですが、このときは抜きづらく感じて……。グッと奥に詰まったような気がして、無理やり引っ張るのも怖く感じました。だからと言ってこのままタンポンを入れっぱなしにもできず、なんとかゆっくりと抜くことに。

 

取り出したタンポンを見ると、先のほうだけ少し経血がついており、あとは真っ白。経血がそれほどない日に「普通の日用」のタンポンを入れてしまい、取り出すときに擦れて痛みが出たのだと気付きました。

 

そのときの状況に応じて使うことが大切

これまで経血量が多い日は「多い日用」、そのほかは「普通の日用」と使っていましたが、この痛みを経験してから、生理4日目、5日目などの経血量が落ち着いてくるタイミングはタンポンはお休みし、ナプキンのみを使うように。

 

経血量が普通の日でも、経血量に応じてナプキンにするなど、生理期間を快適に過ごすためには、生理用品の使い分けも大切だと気づかされました。今では、経血量によってタンポンとナプキンを使い分け、経血量にも気を配ることで、生理用品をうまく使えるようになりました。

 

 

 

※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。

 

 

著者:新谷けご/40代女性・2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日。
イラスト:おみき

 

監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

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