「ねぇ、本当なの？」え？ママ友に嘘の噂を流され困惑。家のローンを答えない報復？噂の驚愕な内容とは

 

私たち家族は念願だったマイホームを建てました。そんなある日、以前、同じマンションに住んでいたママ友Aが3歳の娘を連れて、わが家へ遊びに来ることに。わが家に足を踏み入れたAは「注文住宅いいな～！ うちも家ほしい～！」とキラキラした瞳です。

 

最初はいつも通り育児の話で盛り上がっていたのですが、Aは「で、この家実際、いくらかかったの？ ローンは何年？」とやたらお金の話題を聞き出そうとしてきます。お金のことに関して話すのが嫌だった私は、なんとか話を濁してスルー。その日はそのまま解散したのですが、Aからはメッセージで「結局お金いくらかかったの？ 教えてよ！」とやはりお金の事情を聞き出そうとしてきます……。どう返事をしたものか迷い、結局メッセージに何も返すことなく1週間程度が過ぎました。

 

週末、近所の公園で娘たちと遊んでいると、たまたまママ友Bに出会います。Bも以前私が住んでいたマンションに住んでいたママです。再会を喜ぶ私でしたが、Bは何か私に言いたげな雰囲気です。「どうかした？」と聞いてみると、Bは「実はAさんなんだけど……」と事情を話し出しました。どうやらAはマンションに暮らすママたちに「〇〇さん（私）って〇〇万円かけて家建てて、40年ローンらしいよ〜。返済マジ老後じゃん？ 見栄っ張りだから、無理してんのかな？」「家も狭かったしさ〜、なんかかわいそうだよね〜！」とあることないこと吹聴しているそう。慌てて、Aが言っていることが嘘だと説明すると、Bは「だよね！ よかった〜！」とホッとした表情。他のママ友たちの誤解も解いてくれると言ってくれました。Bは「Aさんにも直接注意しておこうか？」と言ってくれましたが、これ以上のトラブルに発展してもいけないので、そこはお断りをすることに。

その後は、Aから連絡が来ることはありませんでした。ママ友の裏の顔が垣間見えて、恐怖を感じました。たしかにお金の話は気になりますが、勝手にあることないこと吹聴しておもしろがっていいものではありません。たとえ仲のよいママ友同士であったとしても、礼儀は大切。私もママ友に対して失礼な態度を取らないように気をつけたいなと考えるきっかけになった出来事です。

 

 

著者：松下芽生／20代・ライター。2歳と6歳の女の子を育てるママ。子どもが寝たあとに、お菓子を食べながらゆっくりとネットショッピングをするのが至福の時間。

 

作画：yoichigo

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年9月）