友だちにリクエストを聞いてみた
数年前、友だちが韓国の大学に留学して半年ほどたったころ、長期休みを利用して遊びに行くことにしました。「寮だから泊めてはあげられないけど、ごはんとか買い物とかい良いところを調べておくから何でも言って!」と、かなりお世話になりそうな感じです。
そのため、「日本からのお土産も、何でも好きなものをリクエストして」とメールをすると、「〇〇(メーカー名)の生理用ナプキン、羽つきの昼用と夜用、あともしできたらタンポンも!」と返ってきました。
ナプキンをリクエストした理由
私はそのメッセージを見て驚きました。「韓国でも買える物でいいの?」と思ったのです。
そして、友だちに本当にそれで良いのかと確認したところ、当時の韓国の生理用品は、日本に比べると倍くらい高価で、これまで日本製を使っていた友だちにとっては、ごわごわしていて肌に合わない、とのこと。現在持っている日本製のものが底をつきそうだから欲しいと言うのです。
いざお土産を渡したら驚きの反応が
日本製のナプキンしか使ったことがなく、海外のナプキン事情に疎かった私にとっては、友だちの言葉は衝撃でした。
そして彼女の希望通りの生理用品を、だいたい3カ月分準備し、韓国に住む彼女のもとへお土産として持っていきました。
すると想像以上に大喜びで、またびっくり。それまではご家族に頼んで送ってもらっていたそうなのですが、なかなか頼みづらくて……ということでした。また、ほかの日本人留学生にも分けてあげるつもりと聞いて、もっと持ってくればよかったかな、と思うほどでした。
その後の韓国旅行は彼女のおかげで、現地の人と一緒ならではの本当に楽しいものとなりました。その後彼女は一時帰国のときにまた日本製の生理用品を持っていったそう。
海外のナプキンを使ったことがない私にとっては、「そんなに違うんだ」と驚きでしたが、逆に海外のナプキン事情にも興味がわきました。
著者:oniko/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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