まさかのデート前日に生理がスタート
2カ月ぶりに彼氏と休みが合った日、2人でお出かけすることになりました。私の誕生日のお祝いがまだだったということで、彼氏がデートプランを考えてくれることに。ワクワクしながらデートの前日になり、私は明日のための服を選んだり、パックをしたりと入念に準備をしていました。
そんな中、突然経血が漏れるような感覚が……。
このときの生理予定日は3日後で、デートには被らない予定でした。「勘違いであれ。神様お願いします」と願いながらトイレに行き、ショーツを下げると、ショーツには赤いシミ。楽しみにしていたデートと生理が被ってしまうこととなってしまいました。
生理とは言えなくて…
私は生理痛がひどく、生理2日目は寝たきりになることも多いです。彼氏もそのことは知っていたため、「明日はお家デートに変更してもらおうかな……」「どうしよう」と思っていると、彼から連絡が。
彼は「明日は楽しんでもらえるように、いろいろ予約しておいたし準備万全だよ! 期待しててね!」とワクワクしている様子。
ここまでうれしそうに言われると、生理でお家デートに切り替えたいなんて口が裂けても言えませんでした。
大好きな彼氏が張り切って準備をしてくれたのだから、私も頑張るしかないと意を決し、無理をしてでもデートに臨むことにしたのです。
デートを笑顔で乗り切れ!
いよいよデート当日。生理2日目で朝から体調が悪く、睡魔で目も開けにくい状態でしたが、気合いで待ち合わせ場所へ。
彼氏と合流し、さっそくランチへ向かうことに。誕生日のお祝いということもあり、海の見えるおしゃれなお店のランチを予約してくれていました。
食事中、彼氏が話を振ってくれましたが、私は生理痛がひどく、どこか上の空。会話に集中できていない私をみて、彼氏が「ごめんね。楽しくない?」と聞いてきました。
とっさに「楽しいよ!」と伝えましたが、作り笑いを続ける私に違和感を覚えたようです。
彼を悲しませてしまったことが申し訳なくなり、私は「実は生理中で……体調が良くないんだよね」と素直に打ち明けました。すると彼氏は「それなら言ってくれたらよかったのに! 今日は早めに帰ってゆっくり過ごそう! デートの続きは今度にするからさ」と気の利いた提案をしてくれました。
そして食事を終えたあとは、自宅に戻り、ケーキを食べてお祝いの続きをすることになりました。彼氏となら家でも楽しく過ごせたので、早めに相談しておけばよかったなと後悔しました。
生理がくるタイミングがズレると、予定が変更になってしまったり、周りにも迷惑がかかったりしてしまうので、今まで我慢することが多かったです。しかし、彼氏は「一緒にいられたら幸せだよ」とフォローしてくれて……。その言葉がとにかくうれしかったです。彼に迷惑をかけないためにも、今後は生理がきたら早めに伝えようと思いました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:あすまる/会社員2年経験後、フリーランスのライターやデザイナー、YouTubeディレクターとして活動中。自分が心地よく生きられる仕事や趣味と出会い、毎日楽しく過ごしている。
作画:おみき
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!