糖尿病の病院で、また少し数値が悪くなっていたあーちゃん。半年も悪くなり続けているからか、先生から薬がちゃんと飲めているかと聞かれてしまいました。ワフウフさんが、薬が飲めていないため今後は薬の管理を第三者にお願いする予定だと言うと、横にいたあーちゃんは不満そうに「薬だけはちゃんと飲んでいる」と主張してきます。しかし、実際に家で飲めていない薬が大量に見つかったのは事実。なんとかあーちゃんの自尊心を傷つけないようにワフウフさんが説得を続け、あーちゃんも渋々ながら承諾してくれたのでひと安心です。
あちこち動いて忙しい……!
あーちゃんは今、2つの病院に通っていますが、それぞれの病院の場所が離れていて、私たち姉妹とあーちゃんが住んでいる場所も近いわけではないので、いろいろと不便を感じています。
あーちゃんが管理しやすいように、違う周期で通う病院の薬を一包化してもらっていますが、それが理解できていないあーちゃんには、毎回説明しないといけません……。
何度説明しても、まったく理解できないようで……。
薬がないと騒ぐこともしばしば。
そんなに苦労してもらっている薬も、飲み忘れてしまうあーちゃん。主張だけはしっかりしているのですが。
通院の予定と並行して、父からあーちゃんの預金を守るための方法探しも忘れていません。弁護士さんにも話を聞いてもらいました。
後見人センターで相談員さんからこんなふうに言われて心配していましたが、どうやら私たちの動きは間違っていなかったようで安心しました。しかし、弁護士さんに相談しても、今すぐに利用できそうな制度はなさそうです……。
そこで、もう一度姉妹で話し合い。その結果、そもそも預金をなくせばいいのでは? という結論に至りました。預金の一部だけを残し、ほかを現金化して父の見えないところで管理すればよさそうです……!
ちなみに、父の行動については弁護士さんも苦笑いするほどでした……。
あーちゃんは今、認知症の病院と糖尿病の病院に通っていますが、薬は管理がしやすいように薬局で一包化してもらっています。しかし、2つの病院の通院周期が違うことや、場所が離れているため、なんとも不便……。あーちゃん自身は、この大移動の意味をいまだに理解しておらず、毎回説明するのもひと苦労……。
さらに最近はいろいろな場所に相談しに行くことも増え、まとめて予定をこなそうとすると大忙しです。あーちゃんの預金を父から守るための方法探しも続けていて、弁護士さんにも話を聞いてもらいました。使えそうな制度はあるものの、それを利用するのが今ではない気がして、姉妹で何か良い案がないかを話していたところ、1つのアイデアが浮かびました。
そのアイデアとは「預金をなくせばいいのでは?」ということ。預金の一部だけを残して、あとは現金化してしまって父の目から見えなくするのはどうだろう? と思ったのですが、そんなことを考えているうちに、父はどんどん悪質になっていき、暴走してしまわないよう祈るばかりです。
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それぞれが別の場所に住んでいると、通院の付き添いだけでも大きな負担ですよね。どうせ出かけるならほかの予定もついでに……と思う気持ちもよくわかります。でも、闇雲に動いているのではなく、専門家の話も聞きながら動いているので、決して無駄足ではないはず。今大変な思いをする分、安心して生活できる環境が早く整うことを期待したいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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