ちさとさんはヒロの誠意を受け入れ、数日後ついにマキコが家にやってきました。
別人のように変わり果てたボスママ
「私は犯罪者です……」
マキコはちさとさんの娘にアレルギー物質を混ぜたぬいぐるみを渡したことを反省し、警察に通報しても構わないと言います。
ちさとさんは今まで絶対に謝らなかったマキコの、一変した様子に驚きました。
「自分の動画を見たんです」
展示会で起こした騒動の動画がSNSに拡散され、泣いて暴れる自分を見て初めておかしいと気付いたマキコ。
さらに住所が特定されてしまい、嫌がらせをされて身の危険を感じるため来月には引っ越すと話します。
十分報いを受けていると判断したちさとさんは、警察への相談を取りやめ、この一件で嫉妬は身を滅ぼすと学び、大切なものを見失わないよう心に誓いながらハンドメイド活動を続けるのでした。
「人気者になりたい」その嫉妬心が家族まで巻き込み、社会的信用まで失ってしまったマキコ。
人間なら嫉妬心があるのは自然なことですが、その気持ちを相手にぶつけるのは間違いですよね。
ちさとさんのようにひたむきに努力を重ねていれば、社長夫婦との関係もハンドメイド活動も、良い方向に向かっていったのではないでしょうか。
生きる上でも、他人と比べてひがむのではなく、真っ当に突き進むことが大切なことなのかもしれませんね。
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