近所の女性を制止した父の言葉
親戚の女性は妊娠している私に向かって「働かないでのんびり休んでるなんて、ラクでいいわね~」と言ってきたのです。
その言葉に私は腹が立ったものの、ショックでもあり、言葉を詰まらせてしまいました。親戚の女性は、私が妊娠してから体調が優れない日々の中で、無理をして働いていた時期があったことを知っています。それなのにどうしてそんなことを言えるのか理解できず、傷ついたのです。
そのとき、隣に座っていた父が静かに立ち上がりました。
「娘は妊婦だし、体調が悪ければ休むべきだ。ラクに見える瞬間だけを見て、安易にラクをしていると決めつけるのは違う」と冷静に言いました。
その言葉に、親戚の女性はすぐに黙り込み、場の空気が一変しました。父の言葉が、私を守る盾となってくれた瞬間でした。
妊娠中、理不尽な言葉を受けたときに家族のサポートが心強いものであると感じた出来事でした。父の毅然とした対応が、私にとってどれだけ心強かったかは言葉では表せません。周りの人が理解を示してくれることは、妊娠中の心の支えになり、つらい時期を乗り越える力をくれました。この経験を通して、家族の大切さを改めて実感したとともに、自分自身も言葉に気を付けようと思いました。
著者:蓬田ことみ/30代女性/4歳の娘の母。会社員で時短勤務中。趣味は音楽をきくこと。
イラスト:海乃けだま
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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