生理中におなかをさすってくれる夫
私はもともと生理痛が重いタイプではありましたが、結婚して子どもを産んだらよりひどくなったような気がして……。あまりの痛さで夜に眠れなくなってしまうときもあるほど。
それを見かねたのか、生理痛で苦しんでいるとき、夫がおなかを夜な夜なさすってくれるようになりました。痛みがひどく精神的にも弱っている私からしたら、夫の気づかいはとてもありがたいものです。
しかも不思議なことに夫がおなかをさすると、鎮痛薬を飲んでもあまり効かなかった生理痛がラクになるのです! 出会ったころから変わらずにやさしい自慢の夫です。(れなまま さん/女性・主婦)
ひどい生理痛に耐えながら出勤したら…
毎回、生理になるたびにひどい生理痛に襲われる私。その日も生理2日目で朝から激しい生理痛と闘っていました。いつもなら仕事を休んで寝込むところですが、繁忙期と重なっていたため休暇を断念。痛みをこらえながら出勤したのです。
自宅から最寄駅まで歩き、電車に乗って……と、移動時間が長くなるにつれ悪化していく私の体調。職場に着くころにはダウン寸前でした。
それが表情に出ていたのでしょう。会社の男性上司が私の青白い顔を見るなり、具合が悪いことを察知。休憩室で横になるようすすめてくれ、上司自ら部屋の準備をして、温かいお茶まで用意してくれたのです! 正直、職場での気づかいは期待していなかったので、上司のやさしさが身に染みました。(あいこ さん/女性・主婦)
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れなままさんの夫、あいこさんの職場の上司のように、男性であっても女性の体調不良をさりげなくフォローできるのは、おそらく女性の身体への理解があるからこそですよね。生理痛が強すぎるという場合は一度受診を考えてほしい思いもありつつ、こういう心やさしい男性がもっと増えてくれたら、生理中にひとりでつらい思いをして耐えている女性が少しでも減るのかもしれないとも感じます。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト:すうみ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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