麻耶さんが引っ越しの予定を伝えてきた日の夜。亮太さんは、和馬君に現在の状況を伝えます。
引っ越し当日、妻の様子は…
麻耶さんが出て行く日が確定し、喜ぶ和馬君。亮太さんが念のため「また嫌な思いするかもしれないから、和馬は会わないほうがいいと思うんだけど……。」と確認すると、和馬君も素直に同意します。
そしていよいよ引っ越し当日。家に帰宅した亮太さんは、落ち込むでもなく反省するでもなく、ただただいつものようにスマホを見て笑っている麻耶さんを発見。
その姿から、亮太さんや和馬君の思いが何ひとつ伝わっていないことを、改めて思い知らされるのでした。
夫やひとり息子と離れることを何とも思っていない麻耶さんの様子を見ると、とても複雑な気持ちになりますね……。家族から見放されてもなお、麻耶さんには和馬君や亮太さんの痛み、苦しみが理解できなかったのでしょう。
最後とはいえ、亮太さんがこの場に和馬君を連れてこなかったのは正解だったかもしれません。
これまでの和馬君の気持ちを考えるとやり切れない思いになりますが、これからは暴力や暴言に悩まされることはありません。父子2人でのびのびと暮らしてもらいたいですね。