妊娠後期になると、体重増加予防や出産に向けての体力づくりが必要になることから、散歩をするように病院の助産師から指導を受けました。妊娠初期から中期にかけて想像以上に体重が増えていたこともあり、妊娠後期の2カ月間、毎日朝夕と散歩を続けた私の体験談です。
食べづわりで体重が5kg増加!
妊娠初期のころ、つわりに悩まされていた私。しかし“食べる”ことで吐き気がなくなったことから、おせんべいやクッキーなどをちょこちょこつまんでいました。すると、妊娠中期には体重が5kgも増加してしまいました。
体重が増えすぎることは、母体にも赤ちゃんにも良くないと助産師からアドバイスを受けました。そして医師からも、安定期以降は散歩や家事をおこなって積極的に体を動かすように指導されたのです。
毎日朝夕の散歩を日課に
出産予定日の10月初旬に合わせ、8月中旬から里帰りすることになりました。そのため、朝夕の涼しい時間帯に30分から1時間程度近所を歩くことを日課としました。実家は田舎にあるため、自然豊かな景色を見ながらゆっくりと散歩することで、良い気分転換になります。
大きなおなかで散歩をしていると近所の人たちが「いつ生まれるの?」と声をかけてくれることもあり、そのふれあいも私の心を和ませてくれました。そんな日々を過ごし、穏やかな気持ちで妊娠後期を過ごすことができました。
体重増加が緩やかに、出産時も冷静に
雨の日以外は毎日散歩をしたことで、後期の体重増加は緩やかでした。トータルで11kg増加しましたが、足がむくむこともなく、何より自分の足が妊娠前よりもほっそりとしたのが驚きでした。
そしていよいよ出産。7時間かかりましたが、助産師のサポートに合わせてパニックになることなく落ち着いて出産することができました。
体力づくりや体重管理のために気軽にできる散歩は、気持ちをリラックスさせてくれます。体重増加が気になる人や散歩をしてみたいという方は、安定期以降に医師に相談し、無理のない範囲でおこなってくださいね。
著者:早川実
一男一女の母。元保育士。アロマセラピストやリフレクソロジストの資格を取得。育児、美容系サイトを中心にフリーライターとして活動中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。