まるき八郎 さくらの妊娠が判明したころ、湊のある行動が決定的な引き金となり離婚話が浮上。さくらは、離婚届の記入を条件に1度だけ湊にチャンスをあげることにします。
自分なりの覚悟としてさくらに内緒で家を建てることにした湊ですが、ハウスメーカーの担当者・河田さんに心を奪われます。そして、里帰り中のさくらをよそに、家の話と2人の関係はどんどん進んで行き……。
ついに迎えたさくらの出産の日。遅れて産院に到着した湊に、さくらは離婚の意思を伝えます。湊は反対しますが、さくらから不倫の証拠をつきつけられ、やむなく離婚。
そして、湊は母親から絶縁され、養育費と慰謝料、家の借金まで背負い、職場では「女性軽視によって離婚した人」と噂されています。
そんな湊の心境とは……？
すべてを失った夫の今
「変わるための覚悟と努力が欠けていた」
すべてを失い、初めてそのことに気づいた湊。
とり戻せない過去を悔やみながら、さくらと生まれた子どもの幸せを願います。
そして、離婚から3年が経った今でも罪悪感に苛まれ続けている湊の母親。
湊も、2人に会えないまま養育費を払い続けることとなったのでした。
さくらの気持ちを顧みず身勝手な行動ばかりしていた結果、離婚となった湊。変わる意思はあったものの、それ以上に自分への甘さのほうが大きかったのでしょう。その甘さが、家族を深く傷つける結果となりました。
大切な人の心に一生残る傷をつけてしまった事実を重く受け止め、反省した上で一歩ずつ前へと進んでいってほしいものですね。
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