妊娠前まで貧乳だと思っていた自分のおっぱいが、出産後にかなりグラマラスになりました。妊娠前の服を着ると、胸に生地を取られおなかがみえてしまったり、たすき掛けのバッグをして外出すると男性の視線を感じることも……!
授乳前に張ったおっぱいと授乳後のおっぱいのビフォーアフターにびっくりした私のおっぱいの変化をご紹介します。
自分のおっぱいに驚く日が来るとは!
里帰り出産をしていた際、実家の脱衣所に間違えて入ってきた実母が私のおっぱいを見て、「スタイルが良くなったんじゃない?」と言うのです。妊娠前は貧乳で悩んでいた私は、実母からのひと言に驚きました。そして自分の体をじっくりと鏡で見たところ、人生史上初の形の良いグラマラスなおっぱいが映っていることに驚きました。
さらに外出時には、たすき掛けのマザーズバッグの紐が胸の谷間に食い込むようになり、男性の視線を感じたのも初めての体験でした。
岩のように硬くなる!
ある日、子どもを実母に預け、久しぶりに友達とランチに出かけたとき、うっかり授乳時間を過ぎてしまいました。するとおっぱいはどんどん張ってきてカチカチにかたくなってしまったのです。友達が私の胸を触り、「硬くなるとまるで岩みたい!」と驚いていました。さらには母乳パットをしていたのですが、間に合わないくらい母乳が溢れ、服を濡らしてしまったのです。友達も私のおっぱいの不思議な現象に驚いていました。
これらの経験から、外出時には授乳間隔が空くことも想定し、替えの母乳パットを用意すること、たすき掛けではないリュックなどのバッグを選ぶようにしました。
授乳ビフォーアフターの差にもびっくり
その後も、授乳前にカチカチに張ったおっぱいのときは、妊娠前に着ていたボタンのある服は閉まらない、短いトップスは胸に生地を取られておなかが出てしまうようになりました。そのため外出時には専用の授乳服や長めのトップス、胸回りがゆったりした服しか着られなくなってしまいました。
また授乳時は、子どもが左側のおっぱいから飲むと、右側からも溢れ出るため、外出時には母乳パット、自宅ではタオルやガーゼで抑えるようにしていないと服が濡れてしまうように。
産後は自分のおっぱいの変化に戸惑うことが多かったのですが、張りのあるきれいな形をした自分のおっぱいを見た経験は人生で初めてのうれしい経験でした。とはいえ、外出時におっぱいのことを考えて服やバッグ、持ち物を用意することは、妊娠前には想定外でした。妊娠出産をすることで今までにない母体の不思議を体験しました。
著者:早川実
一男一女の母。元保育士。アロマセラピストやリフレクソロジストの資格を取得。育児、美容系サイトを中心にフリーライターとして活動中。