ライブ後に声をかけてきた女性
息子と一緒に、推しのライブに行ったときのことです。私はちょうど生理2日目で気分が落ちていましたが、ライブが気分転換になり、ルンルン気分でライブ会場から出ました。
そして、会場前の人混みを歩いていると、突然、知らない女性から「すみません、ちょっと寒そうなので私のストールを巻きますね」と声をかけられたのです!
助かった…
右手は息子と手を繋ぎ、左手にはグッズの紙袋を持っていた私は「え、ちょっと!」と思いながらも、言われるがまま女性にストールを巻かれて……。そして、そのまま女性と一緒に駅まで歩いたところで、女性が再び口を開きました。
「スカートに血が付いてしまっていたので、勝手ながらストールを巻かせてもらいました。あんなに人がいるところで血が付いていると言ったら恥ずかしいかと思って」。
私はそこで初めて、スカートが経血で汚れていたことに気がつきました。私は女性に「本当にありがとうございます! 助かりました」とお礼を言ったのでした。
助けてくれた女性とはお互いにSNSを交換し、その後もファン同士として仲良くしています。自分も、人が困っているのを見かけたら積極的に手を差し伸べていきたいと思ったエピソードでした。
著者:吉田仁美/20代女性・私は結婚四年目の主婦で、2歳の息子と3人暮らしをしています。
イラスト:ののぱ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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