長男・長女の通った保育園では、未満児保育の園児の場合、毎日連絡帳の記入が必須でした。正直なところ、家に帰ってきてから寝かしつけまでバタバタしていて、翌日連絡帳に書くことがなかなか思いつきませんでした。そこで、手抜きに見えず、楽しく書ける方法を編み出したのです!
保育園の連絡帳って何?
大体の保育園では未満児保育の子には連絡帳の記入が義務付けられていることが多く、わが家の場合は日付・大便の有無と性状(普通・軟)・体温・爪のチェック・睡眠時間・朝食の内容・健康状態・生活の様子・連絡事項を毎日記入をしなくてはいけませんでした。ほとんどは簡単に記入することができるのですが、生活の様子の欄を埋めるのが本当に大変でした。
しかし園の様子は先生がしっかりと記入してくれますし、わが子のことを何も書けないのも変なので、必死に記入していました。
文字だけじゃなくてイラストで!
そこで、ある程度文章で欄を埋めたあと、余ったスペースに子どもの様子をイラストで描いて埋めることに。子どもの様子を言葉で伝えるには難しいこともあったので、イラストにすると仕草や表情などをより詳しく伝えられました。
実際にそのときの写真を見ながら描いてみたり、自分自身もそのときを思い出しながら描いたりして、育児日記のように取り組むことができました。
先生とのコミュニケーションに
私が描いた絵を見て先生が声を掛けてくれたり、その絵に対して返事を書いてくれたりして、毎日のコミュニケーションの1つになりました。一度描き始めると「もっとうまく描きたい!」という欲が湧いたりして、連絡帳を書くのに時間がかかってしまったりもしましたが、それ以上に楽しさも増しました。
毎日忙しく育児や家事をしていると、なかなか毎日書くほどの子どもの変化は感じられません。しかし、先生たちに連絡事項を伝えるだけの連絡帳ではなく、書きながら子どもの成長を楽しむツールと考えると、毎日楽しみながら向き合うことができました。
著者:藤田亜美
4歳と1歳の兄妹のママ。元アパレルスタッフ。現在は主に妊娠・出産・子育てに関する執筆をしている。