夫の身勝手な行動にがっかり
人混みの中、娘を連れて1人で過ごすのは大変でしたが、夫とバトンタッチしたあとのひとり時間への期待が膨んでいたので、頑張れました。15時に夫と落ち合う約束だったので、遊び疲れて眠る体重13kgの娘を抱っこしながら、待ち合わせの駅まで電車を乗り継ぐこと1時間。疲れ果てて駅で待っているところに夫から着信が。「ごめーん、前の会社の先輩と会って飲むことになったから遅くなるわ!」と言います。私との約束を守ってくれない自由過ぎる夫に私はショックを受け、「自分のことしか考えてないんだね!」と怒りのひと言を放つと、「娘と過ごすなんていつものことだろ! なんでそんな怒るんだよ!」と電話をブチっと切られました。
パパとのお出かけを楽しみにしていたと泣く娘とホテルで過ごしていましたが、夫は夜になっても帰ってこず……。結局、晩ごはんは娘と近場で済ませ、お風呂に入れました。「こうなったら娘を早く寝かせて、1人で買ってきたお菓子でも食べてゆっくりしよう」と考え直し、そろそろ娘が眠りにつきそうになった瞬間。「おっまたせ~!」と泥酔した夫が大声を出して帰ってきたのです。
娘は目が覚めて大泣きし、それを見ても夫は謝ることもなく、自分の支度を済ませ寝ようとします。これまでの身勝手な行動に私は堪忍袋の緒が切れ、「ベロベロになるまで飲んで、寝そうな娘ちゃんを起こして、最低!」と怒りをぶつけました。すると「酔いがさめるからしゃべるなよ」とさらに信じれないひと言が……。「娘ちゃん、パパとデートするの楽しみ! って言ってたんだよ! 私がアイス食べる? って聞いてもパパと食べるからって我慢してたのに!」と伝えるとさすがの夫も「そうだったんだ……」と反省した様子。
しかし翌朝起きると、夫は案の定ひどい二日酔い……。娘からも「パパ、お酒臭いから嫌~」と言われる始末。娘に拒否されてショックをうけている夫をホテルで休ませたまま、私は娘と2人で近くのショッピングモールに行って1日を過ごし、夜の飛行機で関東へ戻ったのでした。
夫は仕事から離れてエンジョイできたかもしれませんが、自分のことしか考えない行動にがっかりです。先のことを考えず周りに迷惑をかける夫を反面教師として、「自分はこうならないようにしよう」「娘の気持ちを大切にしよう」と思った出来事でした。
著者:長嶺 りょう/30代・ライター。3歳の女の子を育てるママ。寝る瞬間までおしゃべりを続ける娘の横で白目を剥きながら、大好きな推しのことを考えて現実逃避中。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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