赤ちゃんに必要な保険はどんな保険?ファイナンシャルプランナーが解説!

2018/11/06 23:00
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赤ちゃんに必要な保険はどんな保険?この記事では、ケガや病気に備える医療保険や賠償責任保険など、赤ちゃんに必要な保険について、ファイナンシャルプランナーの大野先生が解説しています。
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赤ちゃんが産まれる前のイメージ

 

お子さんが生まれると学資保険に加入したり、万一のためにパパやママの死亡保険に加入や追加をしたりすることはよくありますが、「赤ちゃん自身は保険に入らなくていいのですか?」と言ったご質問をいただくことがあります。

 

不安になって過剰に加入したり、保険の営業スタッフなどに勧められて必要以上に加入したりすることがないように、今回は赤ちゃんに必要な保険を考えてみたいと思います。

 

1.ケガや病気に備える医療保険に加入する場合は必要最低限に

赤ちゃんのケガや病気に備えて医療保険の加入を検討されることもあると思いますが、基本的に入院1日につき1万円を超えるような大きな保障のある医療保険は必要ないと考えます。お子さんには乳幼児の医療費助成があるため、小さいお子さんの医療費の負担は大きくないからです。また、多くの医療保険が入院・手術を対象としているのに対し、通院を対象にしているものは多くありません。

 

しかし、乳幼児の医療費助成が充実していない市区町村に住んでいる場合や、所得制限で乳幼児の医療費助成が受けられない世帯で医療費の負担が心配な場合は、入院1日につき5,000円前後の小さいサイズの医療保険や共済を検討されるとよいと思います。

 

また、ケースは少ないのですが、健康保険の適用ができない先進医療は多額の自己負担がかかることが多いので、先進医療の特約を付加して小さいサイズの医療保険に加入することを検討する方もいらっしゃいます。

 

いずれにしても入院1日につき5,000円前後の小さいサイズの医療保険や共済であれば、月1,000円前後で加入できるものもありますので、検討する場合は過剰にならない程度の保険にしましょう。

 

2.保育園・幼稚園に入る際には賠償責任保険を

保育園や幼稚園に入るころにはお子さんの動きも活発になり(生まれて数カ月で入園する場合は違うかもしれませんが)、お友だちにケガをさせてしまったり、お店や施設の物を壊してしまったりする可能性もあります。そのときに役立つのが賠償責任保険です(個人賠償責任保険(補償特約)・日常生活賠償保険(補償特約)などの名称の場合もあります)。

 

この保険は、損害賠償責任が生じたときに、費用を補償してくれる保険です。単独で加入するというよりは、傷害保険や火災保険、自動車保険の特約として付加することが多いです。 なお、保険商品によって、補償額や補償範囲(国内または海外)、補償対象者(本人または同居の家族など)は異なりますので注意が必要です。

 

また、生命保険と異なり、賠償責任保険は複数加入していても、それぞれの保険会社から賠償額の全額がそれぞれ支払われることはないので、無駄に保険料を払いすぎることになっていないか、じゅうぶんに確認してください。 この賠償責任保険については、以前お伝えした記事「子どもの日常の損害賠償に備える個人賠償責任保険って知ってる?」で詳細をご確認ください。


3.そのほかの保険は子どもの成長に合わせて

そのほか、がん保険や傷害保険の提案を受けるケースもありますが、こちらも乳幼児の医療費助成がお住まいの市区町村でじゅうぶんでないと思われたり、所得が多くて適用が受けられない場合には加入を検討してもよいですが、その場合でも多額な保険は必要でないことがほとんどです。

 

お子さんの保険加入で迷われるのであれば、貯金をして備える方法もありますので、こちらも過剰に加入しないようにしましょう。


1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等、多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。


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