手作りティラミスが…！
当時、私たちは片道約2時間かかる距離に住んでいて、遠距離恋愛をしていました。ある年のバレンタインデー、私は彼にサプライズをしようと計画しました。手作りのティラミスを作り、当日サプライズで渡しに行くことにしたのです。
2時間かけて彼の家まで行き、インターホンを押して彼が出てくるのを待ちました。そして、ドアが開いた瞬間、彼を脅かすために「わぁっ！！」と勢いよく飛び出したのです。
すると、突然の私の登場に驚いた彼の手が、私の持っていたティラミスの入った袋に勢いよくぶつかってしまい……。心を込めて作ったティラミスはぐちゃぐちゃになってしまいました。2時間もかけていったのに、私の驚かせたい精神のせいで……。
ただ、彼は「作ってくれてありがとう」と言ってくれ、ぐちゃぐちゃになったティラミスを「おいしい」と食べてくれました。この経験から、サプライズで何かを渡すときは、相手を驚かせすぎてはいけないということを学びました（笑）。また、今回は手作りのティラミスだったからよかったものの、もし高価なものだったらもっとショックだったかもしれません。
そして、そんなすてきな彼から先日プロポーズされ、私はもう少しで花嫁になります！
著者：五十嵐 麗／20代女性・記念日にプロポーズしてもらい半年後に入籍予定。
イラスト：もふたむ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年1月）
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