メンタルが弱っていた私…出産翌日の助産師さんからの言葉にホッ!
長女を帝王切開で出産した翌日の話です。1人の看護師さんに「残念だったわね」と言われました。今思えば「破水をして陣痛も始まっていたのに、帝王切開に切り替わって大変だったね」「立会い出産の予定だったもんね」という気持ちがあったのかもしれません。しかし、そのときの私の産後のメンタルはグラグラで、そのひと言はショックでした。
看護師さんからの言葉は本当に悲しくて、母子共に無事に出産を終えられただけで十分なのに……と頭を抱えましたが、娘を取り上げてくださった助産師さんに「頑張ったね! 帝王切開も立派な出産だからね」と言ってもらえて心が軽くなり、涙が止まりませんでした。 「どんな出産でも命があればそれでいい」と、改めて思えました。
著者:中田 音/2児を育てる母。育休中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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何か意図しての言葉ではないと頭ではわかっていても、出産でメンタルが不安定なときの看護師さんからのひと言は心にズシンときてしまったのかもしれませんね。赤ちゃんを取り上げてくれた助産師さんからの言葉に安心できましたね。どんなお産もママが頑張った証です! ご出産、おめでとうございます!
あまりの陣痛の痛みに耐えられなくなったママ。思わず放ったひと言への助産師さんの発言とは?
陣痛に耐えられず「切ってください!」とママ→すると助産師さんが!?
私は第1子の出産の際、出産予定日よりも3週間前に破水してしまい、急きょ入院することになりました。1日待って陣痛が来なければ、陣痛促進剤を打って出産すると言われていましたが、入院後すぐに陣痛が始まり、バタバタと分娩台へ。
分娩台へ乗ってから数時間が経ったころ、これまでに味わったことのない痛さに、助産師さんに「もうおなかを切ってほしい」「無理です」など、つい弱音を吐いてしまいました。
すると、ベテランであろう助産師さんが、「この出産はお母さんと赤ちゃん2人だけが経験できるもの。赤ちゃんを取り上げる私たちや立ち会う父親も、見守ることはできても、痛みや大変だった思いまでは残念ながら共有できない」と。 そして、「赤ちゃんとお母さんが一緒に頑張るから、この子の人生が始まるんだよ。今、お母さんが頑張らないと10カ月おなかで大切に育ててきたこの子の大切な人生が始まらないよ!」と活を入れられました。
活を入れられてから、1時間ほどで生まれてきてくれた息子。あのときの感動は今でも忘れません。今でも、育児でしんどくなったときは、助産師さんの言葉を思い出し、初心にかえるようにしています。
監修者:助産師/松田玲子
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:なかまる あゆみ/2019年生まれの男の子、2021年生まれの女の子の2児のママ。インナービューティーダイエットアドバイザー、食生活アドバイザーの資格を所持。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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陣痛の痛みは本当につらいものですよね。しかし助産師さんからのひと言で、きっとお産も頑張れたことでしょう! その後の育児でも励みになっている言葉とのことで、助産師さんの言葉がいかにママの励みになったかが伝わってきました。
最後のお話は、妊婦さんなら誰もが経験したことがある内容ですよ。「これって破水? ただの尿漏れ?」「陣痛はもう来てる?!」出産に対する不安が大きかったママに向けた助産師さんのひと言とは?
出産予定日の夜にびしょ濡れに…すると助産師さんが!?
「初めての出産で、出産予定日が近づくにつれて破水や陣痛に気づけるか」など、出産に対する不安が大きくなっていた私。出産予定日の1週間前のある日、出産についてネット検索していると、「高位破水は尿漏れやおりものと勘違いして見落としやすい」との記事を見つけました。
いつもよりおりものが多いように感じていた私は、「高位破水かも……」と急に不安になり、念のために受診することに。検査の結果は陰性。まだ出産に対して心の準備ができていなかった私は少しホッとしていました。
そして、その翌日から2日連続で前駆陣痛がきたものの、陣痛にはつながらずそわそわとした日々を過ごしていました。
出産予定日の当日の夜、突然何かが足を伝い落ちる感覚が……。気づいたときにはズボンまでびしょ濡れになっていました。無臭だったので、「今度こそは破水だ!」と思い、夫とともに車で産院へ。しかし、2回検査してもらったものの陰性でした。
私が「尿漏れじゃない」と言い張って検査を追加してもらったので、恥ずかしくて助産師さんの顔を見られないでいると、「赤ちゃんが自分で出てきてくれるから、焦らなくて大丈夫よ」と励ましてくれました。
4回目の破水のようなものについては、「おそらく尿漏れだと思うけど……」と産院で言われ、明確にはわかりませんでしたが、その2日後に無事に元気な赤ちゃんが生まれました。勘違いで恥ずかしい思いをしましたが、わが子を守るために行動したことなので後悔はありません。
監修者:助産師/松田玲子
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:下川 美悠/2022年に不妊治療の末に長女を出産。理学療法士として病院勤務。現在は育休中で日々ワンオペ育児に奮闘中。長女の妊娠中や出産後のつらかったことや楽しかったことなど自身の体験を執筆している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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初めての出産では、陣痛や破水について自分で判断するのが難しいことが多いですよね。そんな中でママはいろいろと調べたり、不安に感じたりしていたことでしょう。きっと、助産師さんからの言葉に安心したのではないでしょうか。
今回は、皆さんが体験した助産師さんからの言葉について紹介しました。出産にはさまざまなエピソードがあるんだ!と、改めて感じることができるお話ばかりでしたね。頑張って挑んだ出産の際に、助産師さんからかけられた言葉は、時間が経っても心に残るものです。皆さんは、助産師さんからどんな言葉をかけてもらいましたか?