縁を切った友人からの手紙
今まで、本当にごめん。そして……。
まゆみさんは手紙に、ゆきさんに対する数々の暴言や行為への謝罪と経緯、後悔の念をつづっていました。
ゆきさんは、別人が書いたかのような内容に驚きます。
「結婚、出産おめでとう」
「こんな私と友達でいてくれてありがとう」
そんなまゆみさんの言葉を受けとったゆきさんの目からは、涙がこぼれ落ちたのでした。
誰しも、言ってしまった後に後悔する言葉や、してしまった後に反省する行為があると思います。大切なのは、その経験から学び、周りの人への感謝や素直な気持ちを忘れずにいること。そして伝えたい気持ちがあるなら、今回のまゆみさんのように、勇気を出して伝えてみると良さそうですね。それが、温かい関係を築く一歩となってくれることを信じて……。もし、もう会えない関係になってしまったとしても、思いはきっと通じるはずです。
このお話は、ベビーカレンダーではこれで最終回となります。たにさんの連載は、Instagramからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。